片寄涼太の彼女 3

番外編【恋】 ページ39

番外編






今日も校舎の窓から君を眺める









涼太『やっぱり可愛いなぁ』







涼太『あ、笑った』









クラスも違くてあまり話した事のない子









隼『ま〜たAちゃん見てんの？』









涼太『う〜ん、なんか目で追いかけちゃうんだよね』









隼『早くしないと居なくなっちゃうよ』









涼太『え、どういうこと？』









自分で確かめろ〜って言いながら




いなくなった俺の親友









いつか俺が頭を撫でて、



あの子が笑ってっていう日々を



描きたいけど、







そんなのできず1日が終わる。









ｷｰﾝｺｰﾝ









涼太『今日も話しかけれなかったな。』









亜嵐『おーい！涼太！』









涼太『あっ、先輩！』









くださらない話をしながら帰る









･









亜嵐『それでさぁ、あ！あの子』









涼太『あっ、、』








亜嵐『あの子俺の学年でも可愛いって人気なんだよな〜』









涼太『そうなんっすか、』









やっぱ人気なんだなAちゃんは









亜嵐『でも俺聞いちゃったんだけどさ、』








涼太『なにをですか？』









･









･









亜嵐『留学するらしいぜ、あの子』









涼太『、、え？』









亜嵐『ま、俺には関係ないけど。


早くしないと気持ち伝えられなくなるぞ』









亜嵐『じゃ！』









･









白濱先輩にもバレてたか。









そんなことより、







隼が言いかけていた言葉はこれだったのか。









留学とか嘘だろ。









なら尚更、






会えなくなる前に








早くしないと。









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