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祐「ホントにAは俺の事が好きだねー」
小さな私の訴えに、手越くんはニコッと笑顔で答える。
祐「俺だって分かってるけどさ。それしちゃうと、約束守れなくなっちゃいそうだなって」
「それって…」
返ってきた言葉の意味がイマイチ理解できない私の頭を、クシャクシャっと撫でてくる手越くん。
祐「俺だってしたいよ？本当は、毎日だってキスしたい」
「じゃあ…」
祐「だけど、一回が二回になって、そのままどんどん止められなくなって、その先でもし前みたいになっちゃったら俺…今度こそは我慢出来ないと思う」
にこやかに、
だけど少し無理してる笑顔が、その全てを物語ってる。
「そ、そうだよね…。ごめん」
祐「いーや。なんでAが謝るのさ」
「だって…」
祐「分かった。じゃあ、こうしよう」
手越くんはそう言うと、不意にそっと私の額にチュッとキスをする。
祐「これだったら、うん。大丈夫」
「え？あ、うん」
祐「何？これじゃ、物足りない？」
「いえ、十分です…」
やっと分かった。
私はただ、手越くんに構って欲しかったんだ。
額だろうがどこだろうが、
私はただ、手越くんに触れて欲しかったんだ。
祐「それにしても、さっきのおねだりは可愛かったなぁ」
「え？」
祐「キスはして？って。もう、そういうおねだりならどんどん頂戴っ」
「ば、ばかっ」
最後は、ちょっと恥ずかしい我儘で私が気まずい思いをしないよう、さりげなく笑いに変えてくれる手越くん。
いつか全てを委ねる日が来たら、
私もありったけの想いを伝えよう。
そう、心の中で誓った。
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みう - 好きすぎる、、更新ってもうしないんですか？ (2018年7月21日 3時) (
レス) id: a5723500cc (このIDを非表示/違反報告)
めぐみるく(プロフ) - hicgmさん» 返事が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。とっても嬉しいコメントをありがとうございます♪更新は超がつくほどの亀ですが…頑張ります！！ (2017年5月7日 23時) (レス) id: e0faa04fd5 (このIDを非表示/違反報告)
hicgm(プロフ) - 今まで色んな作品を読みましたがこのお話が1番好きです！更新まってます(^^) (2017年3月31日 0時) (レス) id: 5a58872fad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみるく | 作成日時：2016年10月9日 23時
