第6話 ページ5
〜向井side〜
楽屋におったはずなのに知らへん世界に来て1人やし怖かったところに末っ子のラウールが来てくれて安心して涙が止まらへんかった。
けどなんとか落ち着いてラウールから話を聞いた。
...それは信じられへんことばかりで。
向井「こんなに小さいのにこの国の王子様なんや...」
俺はラウールの手のひらに乗っておるレンくんとカイトくんのことを見つめる。
有り得へんけど実際俺らはここに来たんやし現実なんよな...。
...それと...
向井「...さっくん心配やな...」
ラウール「...うん。」
まさかさっくんが こっちの世界を滅ぼそうとしてる闇の奴らの所におるなんて...ショックやわ...
...さっくん以外にも誰かが闇になんて可能性もあるなんてな...。
レン「2人とも!奴らの気配です!」
カイト「闇が来ています!」
ラウール「.............!」
向井「...え?闇!?」
ラウールと話しとる時に王子様の2人が慌てて叫び始めた。
闇ってなんやと思ったけど目の前には訳分からへん化け物に襲われておる人々が...
そこにまた1人...
ラウール「...めめ...?」
向井「...まさか...めめなんか?」
目黒「...................。」
俺とラウールの前にはいつの間にかめめの姿があった。
けど呼びかけても反応してくれへん...。
黙って静かに見下ろしておる...。
目黒「...................!」
ラウール・向井「うわっ!」
するとめめが俺らに攻撃してきた。
...ラウールが言うておったことはホンマなんやな。
信じとうなかったけどまさかさっくんだけじゃなくてめめも...。
ラウール「康二くん。俺がやるから逃げて!」
向井「ラウール!?」
俺がやるってまさかあの変な化け物と戦うつもりなん?...どうやって...
ラウール「はっ!」
向井「...嘘やん!」
ラウールは白い光のような攻撃を出していた...
その光で化け物を倒している..
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作者名:megumi9213 | 作成日時:2024年3月3日 9時