操り人形（マリオネット）【オリオンの刻印】 (ページ33)

今日:44 hit、昨日:0 hit、合計:14,877 hit

なれない【キャラ崩壊注意】ページ33

貴方side
『え?嫌いになるってどういう事?』

一星「そのままの意味です。俺を嫌いになって下さい」

『私には……出来ないよ!嫌いになるなんて……そんなこと…』

一星「なら…せめて俺に優しくしないでもらえますか?もう構わないでもらえますか?」

『どうして……?』

一星「……。俺のこと嫌いになれないなら…
無理矢理嫌いにさせるしかないですね」

『へっ?それってどうi……』

突然私の口に舌が入ってきて私の言葉は遮られた。

一星が私の舌を激しく絡める。

『んっ//いち………ほし……くん……やめっ……んんっ』

息が苦しくなって、一星君の胸板を叩いたが離してくれない。

『くっ……くるしぃ……やめっ…』

相変わらず一星君は舌を絡めてくる。
みず音が聞こえ、恥ずかしくなって熱が顔に集中する。
いい加減もう限界になってきた。
目が涙目になる。

『はな……して』

そう言って再び胸板を押すが、びくともしない。意識がもうろうとしてきた。
その時、やっと一星君離してくれた。

ﾌﾟﾊｯ。
銀色の糸がプツンときれた。
ハアハアと荒い呼吸が聞こえる。
一星君の顔が真っ赤だ。
　
一星「これで……俺のこと……嫌いになりましたか?」

まだ整わない呼吸のまま一星君は言った。
呼吸を整えながら私は言った。

『嫌いになんて……なれなi』

また私の言葉は遮られた。

『ひゃぁっ///』

今度は私の耳を舐め始めた。
　
『ひゃっ……一星君……やめっ……くすぐったい』

そんな言葉などお構いなしに彼は私の耳を舐め続けた。

くすぐったすぎて耳がおかしくなりそうだ。

『やめっ……ひゃぅぅ///』

まだまだ続く。
一星君は私の耳を這いずり回るように舐めている。
やっと片方が終わった。そうホッとしたが、一星君はすぐにもう片方の耳を舐め始めた。

『ひゃぁっ///いち……ほし君の……バカァっ///』

再び涙目になる。
一星君がやっと私の耳から口を離した。

一星「これでやっと嫌いに……」

『なるわけないでしょバカァっ!こんなことされてもっ……ほっとけないのよ///」

一星「………先輩!ﾋｯｸ……ﾋｯｸ…うわぁぁん!」

私は優しく一星君の頭をなでた。そしてギュッとだきしめた。

一星「先輩ｯ!?俺……俺…ごめんなさい!」

『いいよ。大丈夫……。私はいつでも…一星君の隣にいるよ?だから……辛かったら頼ってね』

一星「はいっ！」