操り人形（マリオネット）【オリオンの刻印】 (ページ21)

今日:43 hit、昨日:0 hit、合計:14,876 hit

新メンバーページ21

貴方side
監「皆さん集まりましたね」

灰「何で練習を途中で止めさせたんだ？」

灰崎君がたいした理由じゃなかったらただじゃ済まさないぞとでも言うように監督を睨んでいた。

監「ま、まぁこれにはふか～い訳があってですね･･･」

吉「んだよ、ためらわずにさっさと言えよ」

監「ではご紹介しまーす!新しくイナズマジャパンのマネジャーになる浅原さんでーす！」

浅「浅原愛花(あいか)です！皆さんのお役に立てるよう、全力でサポートさせて頂きます！よろしくお願いします」

ニコリと笑ったその顔にはえくぼができて可愛かった。
明るくて元気でしかも可愛い･･･マネージャーとして申し分がないはずなのに･･･。
なんでだろう？なぜかあの笑顔に少し違和感がある。まあ、気のせいだよね。

「愛花ちゃんかぁ～名前の通り顔も可愛いな」「明るい子でゴスね」「可愛いな」

浅「さん･･･花咲さん」

貴「あぁ、うん。何？」

浅「これからよろしくね！」

そういって私に手を出してきた。

貴「うん、こちらこそ」

浅「ねぇ、花咲さんのこと、名前呼びでもいいかな？」

貴「うん、いいよ」

浅「じゃあ、私のことも、愛花って呼んでね！」

この子が･･･この子が偽っているはず無いよね。

貴「うん！」

監「では、練習を再開しまーす」

灰「やっとか」

貴「まあそう言わずに」

灰「花咲………俺の技のパーフェクトペンギn……」

吉「あぁ、花咲。俺のザ•エクスプローション見ろよ」

灰「人の話に勝手に入ってくんじゃねぇ!」

吉「はぁ?入ってきた覚えなんかねぇけどな」

灰「んだと?」

バチバチと火花が散ってる……ような気がする。

貴「まあまあ。二人とも落ち着いて」

灰•吉「じゃあ悪魔と神、どっちが強いのか見ろよ」

灰「真似すんじゃねぇ!」

吉「んだと!?」

貴「分かった!見るよ!見るから落ち着いて」

貴「始めー!」

ピーとホイッスルを鳴らす。
と同時に神と悪魔の対決が始まった。

ヒロトから灰崎君がボールを奪った。

灰「パーフェクトペンギン!」

吉「ﾁｯ」

ボールはゴールに突き刺さった。

灰「ふっ、神の実力はこんなもんか?大したことねえな」

吉「!!」

2回戦目

今度は灰崎君からヒロトがボールを奪った。

吉「ザ•エクスプレスローション!」

ボールはゴールに突き刺さった。

灰「ﾁｯ」

吉「悪魔の実力はこんなもんか?人のこといえねーな」

灰「ｸｯ!」

その後も同じようなやりとりが続いた。