よん ページ4
京『ありがとう。次は....voi...？』
ライブの最後の曲、VOICEを歌うコールをする途中、俺はあることに気づいた。
エデンの隅、本当に隅の方に、見覚えのある白い頭があるのがわかった。
進『どうした？京』
俺は一瞬でそれが愛する弟だということに気づいた。
京『まっ...！』
弟は出口に向かって一直線に歩いて行く。
待ってくれ。
やっと見つけたんだ。
京『高良A！！！！』
気が付けば、今まで出したことのないような大声で弟の名を読んでいた。
すると白い頭は振り返り、泣きそうな顔でこちらを見る。
会場がざわつく。
OSIRISの皆も唖然としてこちらを見ている。
しかしそんなことなど気にしない。
京『A。ここまで来てくれ。来て、その顔をもっと見せてくれないか？』
俺がマイクを使ってそう言うと、Aはゆっくりとステージの方へ歩いてきた。
客たちはざわつきながら彼を避けて行く。
俺はステージから下りて、歩み寄ってきたAを抱きしめた。
京『会いたかった。ずっと。』
するとAはもう声が出ないのだろう。
息を吐き出すように、
A『僕も』
そういった。もちろんその声は声が出ていないが、俺には声として聞こえた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
でででで(プロフ) - ﾝｰﾌﾌﾌいつも読んでくださって本当にありがとうございます頭が上がらないですうぉぉう（）私の地元ではじめじめとした割りとマジでいやなタイプの暑さです。。。アリスさんこそ、熱中症にはお気をつけください(^^) (2018年7月29日 23時) (
レス) id: 0cfa96154e (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 絵....とても上手ですね！！最近暑くなってきましたがお互い頑張りましょう！次の更新も楽しみに待っています！ (2018年7月29日 22時) (レス) id: 01115ae757 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - 16話も見ました！とても次回が楽しみです。絵も加えて下さりありがとうございます！ (2018年7月29日 14時) (レス) id: b7ea42fc9b (このIDを非表示/違反報告)
でででで(プロフ) - 卯月さん» うわぁぁぁぁありがとうございますぅ！！！いやもうほんとありがとうございますいますぐこうしんしますねはい！！！！！ (2018年7月28日 21時) (レス) id: 0cfa96154e (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - とてもハマりました！！この先もずっと読み続けます！もはや神作なのでは…！？って思いました。本当に素晴らしいです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年7月28日 0時) (レス) id: b7ea42fc9b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：でででで | 作成日時：2017年7月16日 22時
