じゅうに ページ12
どれくらいだったのだろう。
目を覚ますと汚れのない綺麗な天井が目に入った。
そこまでフカフカではないベッドに僕は眠っていたらしい。
一瞬病院かと思い焦ったが、左の腹部に何かがのっかっているのがわかった。
見てみるとブロンドアッシュのウェーブのかかった髪の男の人が僕に突っ伏して眠っていた。
わたわたしていると、その男性が目をさました。
「ん....あぁ、起きたんだね。道路で倒れていたから驚いたよ。」
その人の言葉を聞き、さきほど何があったかを思い出す。
しまったと思い、口を抑えるとその人は自己紹介を始めた。
「僕はラファエル。ギタリストをやっている。旅についてこれるのなら、僕についてきても構わないよ」
僕もそれに伴って挨拶をした。
『えっと、僕、高良Aです。。ぜ、是非っ！一緒につれてってください！！』
「うん、よし、ただし条件が有る。」
今までニコニコしていたラファエルさんが急に真面目な顔になった。
「君は見たところ高校生だ。それなのにたびに連れて行ってほしい、ということはそれだけの理由があるってことだね。それさえ教えてくれれば構わない。」
彼の真剣な眼差しに、僕は操られたように口を動かし、今まで起こったことを話した。
するとラファエルさんは目を輝かせ、僕の手を取った。
「君！ギターをやらないか！？ギターをうんと練習してうまくなって有名になって、その人たちに見返してやるんだよ。僕は今お前たちよりも輝いているって。君のそれは悲しい復讐なんかじゃない。立派な生きる理由だ。君みたいな人が死んで言い訳がない。」
その言葉に僕はとても嬉しくなった。
いままで否定され続けていた僕をこの人は受け入れてくれる。
僕はずっと、彼についていこうと思った。
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でででで(プロフ) - ﾝｰﾌﾌﾌいつも読んでくださって本当にありがとうございます頭が上がらないですうぉぉう（）私の地元ではじめじめとした割りとマジでいやなタイプの暑さです。。。アリスさんこそ、熱中症にはお気をつけください(^^) (2018年7月29日 23時) (
レス) id: 0cfa96154e (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 絵....とても上手ですね！！最近暑くなってきましたがお互い頑張りましょう！次の更新も楽しみに待っています！ (2018年7月29日 22時) (レス) id: 01115ae757 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - 16話も見ました！とても次回が楽しみです。絵も加えて下さりありがとうございます！ (2018年7月29日 14時) (レス) id: b7ea42fc9b (このIDを非表示/違反報告)
でででで(プロフ) - 卯月さん» うわぁぁぁぁありがとうございますぅ！！！いやもうほんとありがとうございますいますぐこうしんしますねはい！！！！！ (2018年7月28日 21時) (レス) id: 0cfa96154e (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - とてもハマりました！！この先もずっと読み続けます！もはや神作なのでは…！？って思いました。本当に素晴らしいです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年7月28日 0時) (レス) id: b7ea42fc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でででで | 作成日時：2017年7月16日 22時
