ありがとう、大好き２

story７１ ページ25

･









玲於『ふぅ、』









玲於『玲於へ、』









---------------







玲於へ







今、玲於がこの手紙を読んでいるってことは


私はこの世には居ないってことだね。








玲於とは15年前に出会って、


初めはなんだこいつって思うほど生意気で、


でもすぐ仲良くなって、


今では一緒に夢を追ってる仲だね。







玲於と過ごした人生、とっても幸せでした。


辛い事も悲しい事も沢山あった。


でも玲於が隣に居てくれたお陰で、


その分、楽しい事幸せな事が沢山あった。







でも１つ後悔をしていることがあります。


それは、








玲於に¨好き¨って伝えられなかったこと。








今更言うことでもないかもしれないけど、


私は佐野玲於の事が大好きでした。








踊ってる玲於



笑ってる玲於



いじられてる玲於



よってる玲於




寝ている玲於









玲於のすべてが本当に大好きでした。









ちゃんとご飯は食べてますか？


しっかり布団かけて寝てますか？


隼と喧嘩はしてない？







玲於の事、なんでも気になっちゃう。








でも私が１番気になってる事はなんだと思いますか？









それは玲於がきちんと前に進めているか。









玲於のことだからまだ進めていないでしょう。









でもね玲於、








玲於が変わらないと、みんなに置いてかれちゃうよ？








もう近くて玲於の事を見ることはできないけど、







玲於はひとりじゃないから。




待ってくれるファンの人も




メンバーも




みんな玲於の味方だよ。









¨佐野玲於¨なら大丈夫。









私は空から玲於のこと見ているから、




玲於らしく真っ直ぐ生きてね。









大好きだよ玲於。









Aより。





--------

story７２→←story７０

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す