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#7 睫毛にかかった涙は ページ7

.





次の日から

いじめのターゲットは私になった

でも、菜々花を守れたなら

それでいいって思えた





けど、


結実「あんたってよく毎日学校来れるよね
いじめられても学校に来るって
おもしろ笑

ほらやってやりなよ」





すると、

私が机に出していた教科書を

破り始めた

破っていたのは







.








菜々花だった





『っ菜々花…??』





私の教科書を破る菜々花は

今まで見たことも無い笑顔だった

絶望ってこういうことなんだな

って思った




そしてその年

おじいちゃんとおばあちゃんが

亡くなった




信頼できる人は

じーこしかいなくなった







.








結実と菜々花は中学校も

一緒で3年間

いじめられた





.






そして今、


この高校で結実は一緒

菜々花は別の高校に行った




結実とは今同じクラスで

今も変わらず

人を引連れる力があり

私をいじめている


このことを

じーこに言おうかなって思ったりもした

けど、これ以上じーこに頼って

じーこに迷惑かけたくない

そういう気持ちの方が強くて

言わないようにしてた







.









『…という話です
すいません、なんか
自分で自分のこといじめられてる
なんて言うの情けなi...』




目黒「向井、よく頑張ったな」




『へ?』







気づいたら目黒先輩に

抱きしめられてて

頭を優しく撫でてくれていた








目黒「お前、溜まったストレスどこで
出してんの?」




『えっと…全部貯めてます…』




目黒「ばかだな」




『人に迷惑かけていいような
人じゃないので私』




目黒「なんでそんなに強がんだよ」




『結実に負けたくないからです』




目黒「お前…ほんとにばかだな
俺さ、横断歩道で向井を見た時から
向井のこと知りたいって思った
だから、
俺がお前のこと守るから 絶対に」






目黒先輩…

そんなこと言ったら…





目黒「おい笑 何泣いてんだよ笑」




『だって…グスッ』





きっと私は

心のどこかで

この言葉を待っていた…




目黒「思う存分泣いていいから」






目黒先輩は、

私が泣き止むまで

ずっと背中を優しく叩いてくれた








.








『もう、大丈夫です』




目黒「目腫れてる笑」




『すいません…
あっ、先輩Yシャツ私がお洗濯して
お返しします!!』




目黒「いいよ、大丈夫だから」




『いや、私がお洗濯します』




目黒「いいから笑
目、どうにかしろよ? じゃあな」









.

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阿部プリン - 三話で伝わるおもしろさ。よくある設定だけど、他の作品とは違うんだろうな、と思います。お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください! (2020年8月3日 17時) (レス) id: 13782f88cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くれよん | 作成日時:2020年8月3日 15時

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