記憶の欠片７4 ページ46
『ユン、貴方もちゃんとかくれてなさいよ。』
ユ「はぁ？Aも一緒にかくれるよ！」
『私？戦うわよ。』
ユ「それは雷獣とキジャに任せとけばいいじゃん。」
『私だってずっとサク相手にやって来たわよ。』
ユ「それでも無謀すぎ。」
『…Aだってできるもん。』
ハ「ぁぁ、ユンそれぐらいにしておけ。」
ユ「でも、雷獣だってわかってるでしょ？」
『…わかった。』
ユ「やっとわかってくれた。それじゃ…」
『みんなはかくれてなさい。』
全-貴ハ「はぁぁぁぁ？？」
ハ「はぁ…遅かった。」
『なに？』
ユ「なに？じゃないよ！何考えてるのさ。」
『Aが戦えるところを見れば納得するでしょ？』
キ「無茶をする必要はなかろう。」
『無茶じゃないもん。』
キ「私がいるのだから、Aも私に守られていればよいだろう。」
ハ「それくらいにしておけ、言い過ぎだ。」
キ「お主こそわかっているはずだ。もう敵がすぐそこまで来ているのだぞ。Aのわがままを聞いている暇はないんだぞ。」
『っ！』
ハ「白蛇！いい加減にしろ！」
キ「お主！また白蛇と…」
『ごめんなさい。キジャの言うとおりね。わがままが過ぎたわ。』
Aはそう言い、草むらに身をかくした。
それを見たキジャは驚き、ハクはますます不機嫌になった。
キ「意外と素直なのだな…」
ハ「なにが、素直だ。何も知らないから言える言葉だな。」
キ「どーいうことだ？」
ハ「厄介なことになったとだけ今は言っとく。」
それだけ言いながら、襲いかかって来た山賊の相手をはじめた。
ハクとキジャが戦っているとき、Aは静かに身を潜めていた。
ヨナは2人を見ながら自分も戦いたくなってきた、
そんなヨナをみてユンがヨナにアドバイスをして、
ヨナが矢を射ったその時、3人のそばに男が近づいていたことに気が付いていなかった。
男がAを捕まえた。
「人質位にはなるだろう。」
『っ！！』
ハ「Aっ！！！！」
全-貴ハ「A！」
一早く気が付いたハクは周りの山賊を薙ぎ払いながらAのもとに駆け付けた。
ハ「ケガは？」
『……』
ハ「A？」
『…っ！ありがとう…ごめんなさい。』
ハ「気にする…な…」
『？ハク？ハクっ！！！』
ハクはこれまでの傷が癒えきれていなかったため倒れてしまった。
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天ノ弱な月猫(プロフ) - すごく面白いです！気に入りました！更新待ってます！ (2017年7月5日 8時) (
レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
アケハ - とても面白かったです！！更新頑張って下さい(^_^*) あと....前作はもう書かれないのですか....？両方とも楽しみにしてます！！スミマセン！！ (2016年9月10日 19時) (レス) id: dc85f87ac0 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - とっても面白くて何回も読んでます( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年8月6日 8時) (レス) id: 5b4486ab9f (このIDを非表示/違反報告)
オレオ(プロフ) - とってもきゅんきゅんきます！！ハクチョーかっこいいしサクも最高です！！更新頑張ってください！！ (2016年6月3日 21時) (レス) id: ac1e963e8d (このIDを非表示/違反報告)
ウメ - とても面白かったです！頑張って下さい (2016年5月10日 11時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meeegu | 作成日時：2015年7月6日 15時
