記憶の欠片６１ ページ33
ヨナはユンが料理している所を見ながら、さっきまでユンとAの話を考えていた。
ヨ「Aってやっぱりすごいね。」
ユ「そうだね。」
ヨ「私なんかまだまだだ。」
ユ「なんで？」
ヨ「自分の事でいっぱいいっぱいなのよ。」
ユ「そんなこと無いんじゃない。」
ヨ「え？」
ユ「Aもきっかけは二人を守るためだったんだって」
ヨ「ほんと？」
ユ「でも生半可な気持ちなら武器は持たない方がいいよ。」
ヨ「え？」
ユ「殺すか殺さないかの話。護身用とか言うけど俺ら見たいな弱い者が手加減出来ると思う？俺らが生き残れるには急所を狙うか頭脳戦。手加減出来るのはあの雷獣だからなんだよ。だけど余裕が無かったらあの雷獣だって･･････」
ヨ「･･････」
Aは小川で考え込んでいてハクが近くまで来ている事に気がついていなかった。
『･･･ハク達が一緒だったからサクを置いて来れたようなものだけど、でもこのままじゃみんなが危ないよねぇ、私の事で巻き込むわけにもいかないし。でも四龍も見てみたいんだよね�・。』
ハ「A」
『っ！ハク！･･･ハクも顔洗いに来たの？』
ハ「･･･ぁぁ。」
Aは顔を洗い戻ろうとハクの横を通り抜けようとしたが、ハクに腕をつかまれ進む事が出来なかった。
『ハク？』
ハ「･･････」
『どうしたの？』
ハ「･･･なぁ、一人でどっかいかねぇよな？」
『っ！』
ハ「･･･なぁ、A、勝手にいなくなるなよ？」
『っ！心配しすぎよ。いなくなるわけ無いじゃない。てか勝手にいなくなるのは皆の方じゃないの。」
ハ「･･････」
『ハクも早く戻って来なさいよ？そろそろご飯できると思うわよ。』
Aはそう言って戻って行った。
その後ろ姿を見えなくなるまでハクは寂しく見ていた。
ハ「･･････記憶が戻ったって言ったじゃねーか。お前の嘘ぐらいわかるんだぞ。」
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天ノ弱な月猫(プロフ) - すごく面白いです！気に入りました！更新待ってます！ (2017年7月5日 8時) (
レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
アケハ - とても面白かったです！！更新頑張って下さい(^_^*) あと....前作はもう書かれないのですか....？両方とも楽しみにしてます！！スミマセン！！ (2016年9月10日 19時) (レス) id: dc85f87ac0 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - とっても面白くて何回も読んでます( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年8月6日 8時) (レス) id: 5b4486ab9f (このIDを非表示/違反報告)
オレオ(プロフ) - とってもきゅんきゅんきます！！ハクチョーかっこいいしサクも最高です！！更新頑張ってください！！ (2016年6月3日 21時) (レス) id: ac1e963e8d (このIDを非表示/違反報告)
ウメ - とても面白かったです！頑張って下さい (2016年5月10日 11時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meeegu | 作成日時：2015年7月6日 15時
