【過去編】はじめてのおつかい２ ページ20
菓子屋の前の椅子にAを下ろしてからAを起こした。
ﾊｸ「A、A！」
『･･･ん？』
ﾊｸ「A起きろ。饅頭買うぞ！」
『おまんじゅう！(きゅるる�・�・�・�・ぅ)//////』
Aの腹の虫の音を聞きハクは爆笑した。
ﾊｸ「もう笑わないから饅頭買いに行くぞ。」
『･･･ハクが買って来て』
ﾊｸ「Aも一緒に行こう。」
『Aはここで待ってる。』
Aは腹の虫がいっこうになきやまず完全に拗ねてしまっていた。
ﾊｸ「バン様とサクがたんぼで待ってるぞ。」
『ちちうえとサクも？』
ﾊｸ「腹すかせてるぞ。きっと」
ハクはAの手を引いて立たせ、菓子屋に入った。
ハクが饅頭の注文をしている最中、Aは饅頭作りを見ていた。
「お嬢ちゃん味見するかい？」
『良いの？』
「今日は一杯買ってくれたからね。食べていきな」
ﾊｸ貴「ありがとう。」
Aとハクは椅子に腰をかけ貰った饅頭を仲良く食べた。
二人は城下町を抜けたんぼに向かった。
その道のりも花畑を見つけAは花を摘んではハクにつけていた。
ﾊｸ「A？」
『ハク動いちゃダメ！』
ハクは真っ赤になりながらもAが飽きるまで付き合っていた。
Aが満足する頃にはハクは頭のてっぺんからつま先まで花で飾られた。
その頃国王一行は
バ「Aは今どのあたりまで来ている？」
コ「早馬によると近くの花畑まで来ているとのこと」
バ「Aよ、昼時はとうの昔に過ぎておるぞ。」
ム「菓子屋で饅頭貰ったらしいからな･･･もう少し時間かかりそうですね。」
バン達はAとハクの動向を聞きながら首を長くして待っていた。
それから数１０分後漸くAとハクが到着した。
『ちちうえ！！』
バ「A！！」
『ちちうえ。おにぎりを届けに来たの！』
バ「こんな遠くまで、よく頑張ったな。」
Aはバンに褒められ頭を撫でられご機嫌だ。
ハクも父親であるコクに褒められた一方サクに全身花まみれでからかわれ若干機嫌が悪くなった。
Aとハクはおにぎりを食べた後二人仲良く昼寝していた。
Aとハクがたんぼまで約５時間かかったそうだ。
また二人が城を出たのは国王一行が出掛けた10分後のことだった･･･事はここだけの話である。
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天ノ弱な月猫(プロフ) - すごく面白いです！気に入りました！更新待ってます！ (2017年7月5日 8時) (
レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
アケハ - とても面白かったです！！更新頑張って下さい(^_^*) あと....前作はもう書かれないのですか....？両方とも楽しみにしてます！！スミマセン！！ (2016年9月10日 19時) (レス) id: dc85f87ac0 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - とっても面白くて何回も読んでます( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年8月6日 8時) (レス) id: 5b4486ab9f (このIDを非表示/違反報告)
オレオ(プロフ) - とってもきゅんきゅんきます！！ハクチョーかっこいいしサクも最高です！！更新頑張ってください！！ (2016年6月3日 21時) (レス) id: ac1e963e8d (このIDを非表示/違反報告)
ウメ - とても面白かったです！頑張って下さい (2016年5月10日 11時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meeegu | 作成日時：2015年7月6日 15時
