記憶の欠片５０ ページ14
ユ「ねぇ･･･Aは俺を誘わないの？」
『誘って欲しいの？』
ユ「べ別にそんなんじゃ無いけど･･･」
『ただの旅だったら誘ってたよ。もちろん。』
ユ「どういう意味？」
『城から逃げて何時狙われるかわかんない･･･一緒に行けば必ず危険が付き纏う、そんな状況で簡単に一緒に行こうなんて簡単には言えないよ。』
ユ「雷獣が居るじゃん。」
『？雷獣？そういえば前も言ってたよね？』
ユ「ハクの事だよ。高華の雷獣って言われてる。」
『雷獣かぁ･･･カッコイイねぇ･･････サクは？』
ユ「サクは聞いた事無いよ。」
『え�・つまらない･･･』
ユ「･･･次に会った時からかうつもりでしょ？」
『っ！そんな事無いよっ！』
明後日の方向を見ながらいうAにため息しか出なかった。
Aはハクを見つけ手を振って呼んだのだが呼び終わる前に駆け付けて口を塞がれた。
『ぉ�・い雷ｊ･･･』
ハ「っん！ハァ！頼むからAは雷獣呼びはやめてくれ！」
『え�・！カッコイイじゃん高華の雷獣！』
ハ「頼む･･･いやお願いします。お前･･･じゃないA･･･姫様どうかハク呼びでっ！！！」
ユ「･･･雷獣が、テンバってる･･･」
『･･･っ！ゎかった･･･雷･･･ハクねっ。』
ハ「ぁあ、で？なんだよ？」
『･･･何が？』
ハ「はぁ･･･呼ばなかったか？」
『･･･っ！呼んだ！あのねハクって後一人守れる？』
ハ「二人が三人になろうが守りますよ。」
『･･･三人？イクスも行くって事？』
ハ「･････････」
『だったら余計にユンが一緒に来なくてどうするの？』
ユ「イクスは行かないよ」
『イクス来ないの？･･･ユンは私が守るからね･･･ってか半分以上ハクになると思うけど･･･』
ユ「･･･結局誘ってんじゃん。」
『そうなるね･･････でも守ると言っても危険なのは変わらないし･･･行く行かないを最後に決めるのはユン自身よ･･･』
ゆっくり考えてと言いAはその場を後にした。
ユ「･･･雷獣はなんで死にそうになってまでヨナを守るの？」
ハ「･･･？お前は誰かを守る時、いちいち自分の命と天秤に掛けるのか？」
ユ「･･････」
ハ「それよりも･･･守りたくても守らせてもらえず、目の前で死なれる事の方が辛いっていうことが最近漸くわかったがな。」
それだけ言うとハクはAの後を追った。
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天ノ弱な月猫(プロフ) - すごく面白いです！気に入りました！更新待ってます！ (2017年7月5日 8時) (
レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
アケハ - とても面白かったです！！更新頑張って下さい(^_^*) あと....前作はもう書かれないのですか....？両方とも楽しみにしてます！！スミマセン！！ (2016年9月10日 19時) (レス) id: dc85f87ac0 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - とっても面白くて何回も読んでます( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年8月6日 8時) (レス) id: 5b4486ab9f (このIDを非表示/違反報告)
オレオ(プロフ) - とってもきゅんきゅんきます！！ハクチョーかっこいいしサクも最高です！！更新頑張ってください！！ (2016年6月3日 21時) (レス) id: ac1e963e8d (このIDを非表示/違反報告)
ウメ - とても面白かったです！頑張って下さい (2016年5月10日 11時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meeegu | 作成日時：2015年7月6日 15時
