恋の方程式、目黒くん解ける？ (ページ8)

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方程式 8 ページ8

そして私たちは放課後、早速図書室の勉強ルームで勉強することに。

壁に向かって勉強する形なので目黒くんはお隣に。

『じゃあ、勉強面でわからないことがあったら聞いてね？』

目黒「はいはい笑」

そう言うとお互い黙々と教科書と睨めっこタイムに入る。

ちなみに目黒くんは数学をやっていた。

ちょっと心配になったので横目で見ながら自分のワークも解くことに。

お、結構手進んでる。

目黒くんが問題を聞いてきたのは数分後だった。

目黒「ねぇAー、ここわかんね」

『んー？方程式かぁ。……あ、ここ計算ミスしてるから後の式がごっちゃごちゃになっちゃったんだ』

少し目黒くんの方に寄ってノートにそのまま式を書いてあげる。

『ここをこうやって、ここを掛け算するの』

目黒「ほぉー、」

『そうすると、ほら。ピッタリ』

目黒「おぉおおすげぇ！」

『解き方あってるのに変なとこでミスしちゃってるから気をつけなよ？笑』

目黒「はーい」

自分のワークに取り掛かろうと目黒くんから離れようとすると、腕を掴まれた。

目黒「俺、このシャンプーの匂い好き」

『しゃ、シャンプー？』

私の腕を掴みながら髪の毛を少し手でとって嗅いでいる。

目黒「フローラルっていうの？花みたいな香り」

目黒くん、フローラル系好きなんだ…。

シャンプーはずっとこれ使おうかな、、。