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方程式 3 ページ3
始業式の翌日、全員の自己紹介が終われば早速クラス委員決めが始まった。
これだけには絶対なりたくないと思い、そーっと存在感を消していたが、
担任「クラス委員なんだが、女子は眞中にやってもらおうと思う」
『は！？』
っふ…笑 と鼻で笑うような音が後ろから聞こえてきた。あとで叩き潰してやる。
担任「だってお前頭良いもん」
『いやいや、そんな理由はダメでしょ』
担任「男子選ばせてやるから、な？」
『いやそういう問題じゃ……』
一方的に否定していた瞬間、
目黒「じゃあ男子枠俺やりまーす」
『え、マジで？』
目黒「マジ笑」
手を挙げて立候補してきた目黒くん。
まさかこんな面倒事に彼が自ら立候補するとか思ってなかった。
でも自分の中でちょっと嬉しい気持ちもあった。
担任「んじゃあ目黒よろしくな！」
目黒「うぃーっす」
ということで、クラス委員はまさかの私と目黒くんになってしまった。
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作者名：めぐきゅ | 作成日時：2020年4月10日 0時
