目黒の妹が可愛すぎる件について。〈黒〉 (ページ40)

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40.決意

目黒「A！」

実家に帰って部屋に入ると、Aがいた。

「え、お兄…？どうして、？」

ギュッと抱きしめた。

目黒「A居ないと、癒されない…っ、モコがいて、Aがいないと、成立しないんだよ…、」

「でも、…！」

目黒「俺がAにいて欲しい。それじゃだめ？」

「ダメじゃない…っ、」

その後、せっかくだし泊まろうとなり、実家に泊まることにした。

「ママ、パパ、」

『こうなる予感はしたのよ、ね？』

『…まぁ、そうだな。そんな気はしてた。ゆうとAとの関係、蓮とは少し違ったからな。』

『世の中はね、そんな甘くないの。分かってる？』

目黒「分かってるよ、Aが居れば何だっていい。」

『そ。蓮、Aのこと泣かせたら、ただじゃおかないわ。』

目黒「うん、目黒家の子孫は…」

『ゆうに託すわ。』

ゆう「えー？俺？ま、蓮くんとAのためだしね、しょうがないよね。」

「ごめんね、ゆうくん…」

ゆう「Aは妹なんだし、気にしなくて大丈夫だよ。」

「うん、」

『A、蓮に幸せにしてもらいなさい。』

「ふふ、うん、分かった。幸せにしてもらう。」

目黒「当たり前に幸せにするよ。勿論、」

『ならいいんだ。2人が幸せなら。』

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