39. ページ39
39.決意
Side.Meguro
目黒「A…？」
家に帰ると真っ暗で、モコちゃんだけがポツンと。
クルミちゃんがいない。
机の上に置いてある、マカロン。
手紙に"お兄ごめん。実家に帰るね。"との一言。
目黒「A…っ、」
電話をしても繋がらない。
ゆうから、連絡がきて、理由を言われた。
次の日、仕事に向かう。
目黒「阿部ちゃん。佐久間くん。」
阿部「めめおはよう。」
佐久間「蓮、おっちー！」
目黒「あのさ、…Aのことなんだけど、」
2人の肩がビクッと揺れた。
目黒「メンバーもファンも勿論大切だし、支えになってる。でも…っ、Aが家にいて、おかえりって言ってくれる。それが幸せで、頑張ろうって思える。Aは、家族だから。」
阿部「めめもAちゃんもこれからなんだよ？」
目黒「支障は出さないって二人で約束した。妹と付き合うなんて、世間一般的には可笑しいかもしれない。でも、好きになったのが、Aだった。それだけなんだよ。」
佐久間「ごめん、めめがそこまで決めてるなんて知らず…」
佐久間くんと阿部ちゃんが、ごめんねって。
岩本「めめ。ちゃんとAちゃんのこと守ってあげなよ。」
そっか、岩本くんは知ってたもんね。
目黒「うん、まかせて。」
岩本「あ、シゲがAちゃんがうわの空なんだって。」
目黒「っえ、」
岩本「早く迎えに行ってあげて。」
＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1591人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうあ
| 作成日時：2023年2月1日 20時
