白虎、カラスを嫌う 【男主】

白虎７ ページ7

今は授業中





俺にとっては授業中が一番好き



誰とも話さなくていいし









ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ




4時間目終了のチャイムがなる



みんなそれぞれ弁当を持って、友達と食べ始める







俺は、菅原だっけな…あいつのとこに向かった




でもあいにく菅原がいたのは教室


がっちりした奴と、見た目は不良の奴とご飯を食ってた







「おい」


菅「え、あ…彼方」





皆が俺達に注目する



でも今はそんなのおかまいなしだ






「…お前、余計な事話したな」


菅原「余計な事??あぁ、バレーの王者ってやつ…」


「勝手に人をあいつかもこいつかもって決めつけないで
　朝からそっちの一年坊主が来て迷惑だったんだけど」


澤「でもそう思うのは俺達の勝手だろ??」


「思うのは勝手かもしれないけど、俺を巻き込まないでって言ってるだけ」


旭「で、でも、今日彼方くんをバレー部に連れて来いって言われて…」



菅澤「「ば、ばかっ」」









………







俺、今日早退しようかな((





澤「まぁバレたら仕方ない、放課後来てもらうぞ」


「……マジで勘弁」


菅「別にいいじゃん、その流れで女の子苦手克服したら??」


「……はっ!?」



な、なんで俺が女の子苦手なの、知ってる←




「い、いいからっ俺にち、近付いちゃダメだからなっ!!!」






俺は早足に教室を出た



そういえばあの不良っぽいの…ナヨナヨしてたな((









.









．









菅原ＳＩＤＥ


彼方は、俺達に用が済んだのか、早足にこの教室を出てった


でも最後、顔めっちゃ赤かった((


女の子っていう単語も苦手なんだろうなぁ




菅「…彼方ってさ、意外と可愛いとこあるね」


旭「出ていく時、ドアに頭ぶつけてたけど、大丈夫か??」


澤「…仲良くなれたら、いいのにな」






菅「…なれるよ、絶対」

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