【創作】夜の街の死神事務所 (ページ2)

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死神事務所ページ2

「もしかして...此処か...？」
「随分人気の少ない所にあるなぁ...」
事務所が入っているビルは周りに殆ど人が居ないような場所にあり、なんとも言えない雰囲気を出していた。
「三階だろ、行くぞ」
「ちょっ、待てよ兄ちゃん！！」
3階に着くと、確かに『死神事務所』と書いてある扉があった
「こんばんは、黒瀬です」ノックしながら平然と言う兄に翔太は若干引いている
すると扉が開き
「来て下さってありがとうございます、黒瀬様」
予想に反し、自分達と同い年ぐらいの女の子が出てきて驚く二人に
「あ、吃驚しちゃいました？そうですよね、同い年ですから」
白髪の、綺麗な緑の瞳の女の子。この子が死神なのかと疑問に思っていると
「さ、此方へどうぞ、僕は死神長を呼んできますので」
困惑しながらもお茶を飲みながら待っていると、奥の方から人が出てきた

「わざわざ来てもらって申し訳ないねぇ...アタシは此処から不用意に出れないからさ」
20代前半くらいの女性、だろうか？

「こんばんは、死神の力を持つ双子さん。」