非日常374 もう一人のアーチャー ページ42
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「これで最後だ」
取り込むほど使える能力が多く、消滅していくと弱体化し弱くなる。
世の理に適った出来だ。
「……今度こそAを返して貰うぞ」
我の宝物庫に入っていない宝具……エクスカリバーがAの手から離れ落下しながら消滅していった。
……このような状態であろうと、貴様は自身がAにとって一番だと思っておるのか。
意識を失って脱力したAの身体を捕まえ、さっさとこの場から撤退しようとした時＿＿＿
「っ！？」
腕に走る痛み。
自分の腕を見れば矢が刺さっており、それを握っていたのは＿＿＿A。
おかしい
Aが契約したサーヴァントは我を含めて11人。
そのうち我と魔術師は取り込まれる事なく弾かれ、残り9人のサーヴァントがAの中にあったはず。もうAの中にサーヴァントはいないはず……いや。
「サーヴァント反応……！？」
Aの左手に現れたのは＿＿＿弓。
突き飛ばされたと思えば、その弓の両端には刃が。咄嗟に躱したので当たることはなかった。
「おい魔術師。これは一体どういう事だ」
「それは私も知りたいよ」
花弁を散らしながら現れた魔術師の顔は、珍しく驚いている様子。
対面しているAのみすぼらしい衣服が流麗な羽衣へと変わっていく。
その衣服は我達で言うなら…武装化という奴だ。
「待って……あの姿、覚えがある」
「む。知っているのか」
「直接対面したわけじゃないんだけど……まさか、この英雄とも契約していたとは。いや、施しの英雄がいた時点で気がつけたかもしれない」
Aの姿をした人物は自身よりも大きい弓で矢を放った。
初めは躱してしまおうと思っていたのだが……
「！？」
この矢は躱すより相殺した方がいい。
……どうやらAを巣食っている者はかなり弓術に長けているようだ。
「ほう、私が放った矢を撃ち落とすとは」
「……貴様、何者だ」
この世界に現界してから、Aが契約しているサーヴァント以外のサーヴァントの反応はなかった。エルキドゥを連れて何度も確認している為、間違いない。
となれば、目の前にいるこのサーヴァントはどのような手段でこの世界へと現界した？
「我が
＿＿＿サーヴァント、アーチャー。真名……『アルジュナ』。我がマスターに仇なすものはこの弓…
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恵野(プロフ) - キアンさん» 初めまして！コメントありがとうございます〜。二日でですか！？ありがとうございます泣 体育祭の二人組は……一体誰なんでしょうね〜？まだ答えは言えないので、暫くお待ち下さい！ (2021年3月15日 0時) (
レス) id: a722acc2d1 (このIDを非表示/違反報告)
キアン(プロフ) - 初コメ失礼します！２日かけて最初から一気見してきました！今後の展開が楽しみすぎます…ところで、個人的な予想なのですが、体育祭にてちらっと出た二人の女性はイシュタルとエレシュキガルなのかなー、なんて思いました！これからも頑張ってください！応援してます！ (2021年3月14日 22時) (レス) id: dc2584af8a (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 柚子さん» コメントありがとうございます〜。すみません、遅くなってしまいました汗 お？おぉ？？一体誰なんでしょうか〜？答えはこの様子だと中盤ぐらいになりそうです。もう少しお待ちを！ (2021年3月12日 13時) (レス) id: a722acc2d1 (このIDを非表示/違反報告)
柚子 - 新作めでとうございます。名前は変わっているかもですが、前にもコメントさせていただきました!!鯖!ジュナ!!いいですね…好きです。これからも頑張ってください! (2021年3月10日 21時) (レス) id: 8e4b9ea66f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2021年3月8日 18時
