日常63 騙されていたの？ ページ21
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「なんだッ、この布は……！かてェ……！」
かっちゃんの声が上から聞こえる。
どうやら近くに感じていた温もりの正体はかっちゃんだったようだ。
「……って！」
視界にはいった自分の髪と舞っていた金色の光、そして先程までは普通だったものがなくなっている事に気付く。
＿＿＿＿擬態が解けてる！？
待って、私擬態解除した記憶なんて……
「炭素繊維に特殊合金の銅線を編み込んだ捕縛武器だ。……ったく、何度も何度も個性使わすなよ……！俺はドライアイなんだ……！」
何とか相澤先生の方をみると、自分の身体に巻き付いているものの正体が分かった。
相澤先生の首元に巻かれているものだ。……確かに、これは固い……！
相澤先生の捕縛武器から解放され、その場に膝を付く。
いーちゃんがかっちゃんの様子を窺いながらその場を離れていく。
「……A」
かっちゃんが私の名前を呼ぶ。
見上げると、混乱しているような表情のかっちゃんと目が合った。
「お前は知ってたんか。……デクの事」
「……知らなかった。いーちゃんには個性がなかったはず……」
これは本当だ。
だって私は誰よりも彼の苦悩を聞いて、受け止めてきて……。
だからこそ、無個性だからと彼を嘲笑うものから守ってきたつもりだった。
「いーちゃん……。私を、騙していたの……？」
彼の笑顔が浮かぶ。
その笑顔に苦しんでいた私を、いーちゃんは笑っていた……？
分からない、わからないよ……っ。
第6種目：上体起こし
「おい、もっと力入れろ」
「えっ、全力で力入れてるけど……」
「乗っかって良いからちゃんと抑えろアホ」
「ア、アホ……」
失礼しま〜す、と思いながらかっちゃんの足に腕を回して体重を掛ける。
「お前、見た目の割には軽いのな」
「………かっちゃん、どこ見て言ってるの？」
※胸です
第7種目：長座体前屈
「相変わらず、身体やわらけーよな」
「ふふん、これだけはかっちゃんに唯一勝ててるよ！」
身体の柔らかさだけなら、昔からかっちゃんに勝っている。
……とは言っても、彼も身体は柔らかい方なので誤差でしかない。
「……」
先程のソフトボール投げから、いーちゃんは私達を避けるように飯田君と可愛らしい女の子と行動している。
何故だか胸がチクリと痛んだ。
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恵野(プロフ) - アキアタ推しのジャンヌさん» 圧倒的にネロちゃまですね！！次に邪ンヌとエルキドゥです〜 FGOのほうで絶賛嫁王をお迎えしようと頑張っております(笑) (2020年8月6日 22時) (
レス) id: a722acc2d1 (このIDを非表示/違反報告)
アキアタ推しのジャンヌ - 栄野さんはなんのサーヴァントが好きですか？私はスカサハ=スカディ、沖田さん、ノッブ、土方さん、龍馬とお竜さん、以蔵さん、小太郎、段蔵ちゃん、エドモン、サリエリ先生、蘭陵王、クリプターはデイビットとカドック、オフェリアさんが好きです！ (2020年8月6日 21時) (レス) id: 2597573cb3 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - アキアタ推しのジャンヌさん» 質問ありがとうございます！……どう思ってるんでしょうね〜？これからのお話にご期待ください！ (2020年8月2日 12時) (レス) id: d3fd993259 (このIDを非表示/違反報告)
アキアタ推しのジャンヌ - 続編出してくれてありがとうございます！質問なんですが、爆豪は夢主のことが好きなんですか？ (2020年8月2日 9時) (レス) id: 2597573cb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2020年8月1日 19時
