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『はぁ…はぁ…』
やっと学校に着いた
久しぶりだ、こんな走ったの…
足がフラフラして、歩きにくい…
教室は3階…何で2階じゃないの…
何段もの階段を上がって教室に着く。
疲れたし、誰もきてないし、皆が来るまで寝てていいよね?
そう思い机に顔を突っ伏せてすぐに眠りについた
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理「……ん、…さん、北さん!」
『ふぁっ!り、理石くん…おはようございます…』
理「う、うん、おはよう、4回くらい呼んでも起きないからびっくりした…」
『ありがとう…起こしてくれたんだね…』
理「うん、入学して2日だし、疲れ溜まってくるだろうし、睡眠時間削っちゃ駄目やで」
『うん、ごめん…』
それ昨日お兄ちゃんにも言われた。
ちゃんと早く寝たのに、朝会っちゃったから、何か…朝にいろいろありすぎなんだよぉっ!(ヤケクソ)
午前中の授業は睡魔に襲われながらも頑張ったと思う
食堂.
北「俺、Aの好きな人、心当たりあるんよ」
ご飯をもぐもぐしながら喋るお兄ちゃん、飲み込んでから喋らないなんて珍しい
え待って何て言った?
私の好きな人、心当たりあるって?!
『ほ、本当に!?』
北「おん、知りたい?」
『うん!!知りたい!』
私は身を乗り出して言った
北「多分やけどな、みy」
「北さぁーん!あれ?北さんよな!?北さぁーん!」
お兄ちゃんがその名前を言いかけた時、誰かが私たち兄妹の名前を呼んだ
北「…アイツや」
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作者名:恵舞 | 作成日時:2020年5月29日 18時