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*37* ページ38

理「すまんすまん!待たせた!」




『大丈夫だよ、理石くんも部活お疲れ様』




理「おおきに」






『ところで、何で今日は一緒に帰ろうなんて言ったん?』


歩き出してすぐ、ずっと気になっていたことを理石くんに尋ねる




理「せや、Aに相談したいことがあってん」




『?、うんいいよ、聞くよ』




理「俺な、好きっていうか…気になる子がおんねん」




『うん』




理石くんにも好きな子いるんだ…。




理「その子同じクラスやねんけど、仲良い男子がおるみたいやねん」




『、うん』




それは、結構辛いかもしれんね、私も似た立場だし…




理「俺、その男子に勝てる気せえへんねん、それに、多分、その男子は俺の好きな子のこと好きやねん、どうしたらいいと思う?」




『わ、私は恋愛とか、あんましたことないから、わからへんけど…。まだ、ハードル高いかもやけど、理石くんの思いをその子に伝えれば、きっと振り向いてくれるよ!』




普段全くと言っていいほど喋らない私が、こんなに力説しているのを見て、理石くんも驚いているようだった。




理「おん、ありがとう、じゃあ、伝えてみるな」




そう言って私の手を取る理石くん




『…?、おん』









.








理「ずっと好きやった」

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作者名:恵舞 | 作成日時:2020年5月29日 18時

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