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*18* ページ19

治「せや、今日北さんのお見舞い行こうや」





角「え」




侑「ええやん!行こうやー!」




『えっ?でも、部活…』




角「今日はオフ、だけど…」




そう言ってチラリと侑さんの方を見る




角「また怒られるかもよ?侑、前帰らされたじゃん」




風邪気味で、と付け加えて言うと、侑さんがハッとした表情を見せて、焦り気味にこう言った




侑「こ、今回は、北さんが風邪やから、体調管理できんやつは〜て、い、言うてやるわ」




銀「言えんの」




侑「言えん」




銀「…俺は用事があるので、パスで」




銀島さんが申し訳なさそうに言った




治「じゃ、俺とツムと角名で、あとAさん」




お見舞いに行くことが決まった









.









最後の授業が終わると、侑さんと治さんと角名さんは教室まで迎えに来た。

クラス皆の視線が集まるし、理石くんも驚いていた。

注目されるのは苦手で、逃げるように教室を出た。







治「やっぱプリン買ってこうや」




角「風邪引いてんだよ?食べれないでしょ」




侑「せや!お前の食いたいもん買いに来とるんちゃうで!」




『さっきプリンいる?って聞いたら欲しいって言ってたので、カゴ入れて大丈夫ですよ』




角「ブフッ」




治「ほらぁぁぁ」




侑「う、うっさいわ!ドヤ顔すんな!」




角「治、3個入りじゃなくて、1個で十分じゃない?」




治「う」




侑「3個入りて…お前も食おうとしたん?」



そんな笑いを堪えながら言う侑さんの首にチョップが降った。

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作者名:恵舞 | 作成日時:2020年5月29日 18時

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