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*26* ページ27

角「あ、北さんカラー」





『…』




おわた





治「ほんまや〜、もしかしなくてもAさんやんな?」




すぐ後ろから声がする。そして周りからも色んな声が聞こえる。




私がお昼は用事あるってこと、お兄ちゃんから皆に伝わってるだろうし、治さんと角名さんは私がここにいることを不思議がるだろう



黙っていると「あれ?違う?」と肩を掴まれ、後ろに振り向かされる。



治「やっぱりAさんやん」




角「最近は購買で昼済ませてるの?」




何でここにいるんだと聞かれると思った私は思わず顔を上げた




角「?、ごめん、何か変なこと言った?」




『いや!大丈夫です!私これから用事あるので行きますね!』




引きつった笑みでそう告げてその場を後にする。

用事なんてないのに、私情で皆さんに迷惑をかけている。
ごめんなさい、と心の中で謝って階段を登る。

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作者名:恵舞 | 作成日時:2020年5月29日 18時

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