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そう言った途端、私に大きな光が包み込んだ。―――
光か輝く白き光。神々しさを放つ白き光。
あまりの眩しさに私は、目を閉じる。
ヴィランから狼狽える叫びが耳に通るもすぐに消えてしまった。
すごく心地がいい。
優しくてあたたかくて、体が楽になる。――――
瞼からの光覚がうっすら、うっすら感じなくなると、ゆっくり目を開けたもの、
私は、次に出てきたありえないことに驚嘆する。
「わああ！」
私が身に着けていた、くたびれたワンピースではなく、
フリルがたくさんついたファンシーで乙女なロリータファッションだった。
「ちょっと何これ！え？！」
「何これもなにも“魔法少女”つったらこーだろ。
なんかすっげえ画像が悪くって、喋って絵が動く・・ええっと、あにめ？ってのであったぞ。」
と、ネコさんが顔をしかめながら言う。
アニメ？
ええと、アニメってこの超常社会でも世界中で発達している世界規模カルチャーだ。
へえー、結構な歴史があると知ってたけど
“魔法少女”ってのをを題にしてきた時代があったんだ・・・
じゃなくて！
「こんな格好で戦うっての？！
ヒーローだってすっごい性能のいいコスチュームとか、動きやすそうなものを使ってるのに、
ふわっふわのあまあまなので戦うの！ありえない！というか、生き恥をかかされたんだけど！！」
無論。文句を言う。
こんな重要なこと聞いてないっての！
ビュンッッ！
と、頬の近くでに何かが通り抜けた。
「ぐうあああッっ！！目つぶしをしやがっアたなァアア！！」
その主は、手をこちらに向け、
もう片方は目を手で覆い隠したヴィラン。
先ほどの眩い光でうずくまってたが、
のろのろと這い上がる動作で、化け物さがさらに化け物じみている。
「あああ、もう、次から次へと・・！」
「うっせえ、ちっとは静かにしろ。」
と、耳元で正論を小声で吐くネコさん。
いくら性格が悪かって、私だって限度がないわけでもない。
仕方なく、不満げに黙る。
そして、ヴィランだっては待ってはくれない。
次々に空気中に風の球を雪合戦のように、無造作にまき散らす。
酸素を操る“個性”のせいでか、
火の海の周囲が、勢いをさらに増し、息が苦しくなっていた。―――――――
「・・・っッ・・！」
― ― ― ― ― ― ―
次でヴィランぶっ飛ばされる予定。
ホントマジで進まなああああい( ;∀;)
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あすか - 1つの場面が長すぎて面白そうな内容なのに読む気が失せてきます。頑張って (2020年4月17日 2時) (
レス) id: bf8ad30298 (このIDを非表示/違反報告)
うゐっち - りょうさん» 誤字指摘ありがとうございます。毎回すみません( ；´Д｀) (2017年8月15日 12時) (レス) id: c9f5c62ec3 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - すいません、3話のなりふり構いませんが、名に振り構いませんなってます。突然すいません。お話面白かったです！ (2017年8月12日 16時) (レス) id: 6d9b7e2028 (このIDを非表示/違反報告)
うゐっち - 蕾姫さん» はいそうです。これのモデルに少しなっています。不快でしたらすみません(;´∀｀) (2017年8月11日 11時) (レス) id: c9f5c62ec3 (このIDを非表示/違反報告)
蕾姫(プロフ) - なんか、まどマギっぽいですね。私の勘違いだったらすみません(笑) (2017年8月10日 2時) (レス) id: 8ba50c6137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うゐっち | 作成日時：2017年4月10日 17時
