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31.図書室 ページ32

「司書さんこんにちは〜
本の返却に来ました〜」

「山本さん〜こんにちは〜」

申し遅れました(?)
私のフルネームは山本 Aと申します。

私は図書委員です。
さらに毎日のように図書室に来ているので
司書さんが名前を覚えてくれたようだ。
嬉しい。

「君も図書委員やんな?」

「はい。」

ついでに祐翔くんのフルネームも紹介…
古林 祐翔くんです。

最近知りました。

「ごめん、職員室行ってくるから当番頼める?」

「了解です!」

「ありがとう!」

と言ったはいいが、どれくらいの時間だろうか。

とりあえず先輩にLIME。

「先輩にLIME送ったから大丈夫かな…」

「ありがとう。」

とりあえずこの山積みの本をなんとかしなければ…

「とりあえず返却の手続きする…」

「じゃあ俺は本戻してくる。」

軽い本から…



全て終わったところで祐翔くんを呼ぶ。

「これお願い。」

「了解ー」

半分ぐらい持っていってくれたので残りを本棚に戻しに行く。

「よいしょっと…重たい…」

ハードカバーの本が多い…
誰ですか。魔法使いの話の本借りたの。

「これ何冊…?15冊ぐらいかな…?」

「終わった…ええ!?
1人でそんなに持たなくていいから!
ふらふらしてるし!」

祐翔くんはそう言うと半分以上持ってくれた。

「そんなに…?」

「言いたいことは全部戻してからな。」

「うん…」







「終わった…」

疲れた…息が切れた…

「A…大丈夫?」

「大丈夫…」

祐翔くんに名前を呼ばれるとなんか変な感じがする。
なんか…なんだろう。
まぁいいや。

「疲れた…祐翔くんありがとう」

「Aのためなら〜」

「うん…!?」

「冗談。」

「やんな…」

祐翔くんはたまにそういうことを突然言ってくるから…
心臓に悪い…心臓に悪い…?

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設定タグ:高校生 , メガネ男子 , 日常   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:もにょもにょ | 作成日時:2016年8月2日 20時

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