メガネ男子と【名前変換オリジナル】 (ページ4)

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3.部活ページ4

この部活は部員が10人だ。
少し前まで私と祐翔くんを含めて1年生が8人いた。でも6人が転部してしまった。

この学校は3つの棟にわかれている。
1年の教室は1棟の3階
2年の教室は1棟の1階と2階
3年の教室は3棟にある。

音楽室は3棟の3階にあるので、
階段を降りた後、またのぼらなければいけないのだ。

音楽室の前に来たとき、後ろから祐翔くんが来た。
私のほうが教室出るのはやかったのに…あぁ！足が長いからか…！と考えながら音楽室の重いドアを開けて中に入る。

音楽室には靴下で入るので、先輩がよく掃除機をかけている。

｢今は…4時か。先輩今日も4時半か5時ぐらいに来るかな…｣

｢多分な。
でも楽器庫はもう開いてるから誰か来て、あけてどっか行ったかな。｣

いつも先輩達は来るのが遅いので祐翔くんと2人なのだ。

｢今日はちょっと暑い…｣

｢うん。俺は何日か前からカッターシャツ。｣

｢私もベスト脱ごうかな…｣

そんな会話をしていると｢こんにちは～｣という声とともに先輩が入ってきたので
祐翔くんと｢こんにちは～｣と言う。

｢先輩今日ははやいですね｣

｢本番近いからな！｣

うちの高校の文化祭は文化祭の二日目に文化会館のホールをかりて3年生の劇や文化部の発表を見る。
そのときこの部活も発表するのだ。

｢今日はみんなはやいと思う。｣

｢全員そろいますかね？｣

その後先輩は音楽室から出て行った。
とりあえず楽器を出しながら祐翔くんと話していた。