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14.模擬店 ページ15

中庭で2年生の模擬店が開かれているのでそこに向かっている。

「うわあ、暑い…何買う?」

外に出た瞬間直射日光と熱気が…

「かき氷。」

「かき氷は確かあっち…うわああ!?」

躓いた。でも倒れなかった。よかった…

「大丈夫!?」

「大丈夫…ちょっと躓いた…」

「ゆっくり行こう…ごめんな。
ここ石で歩きにくいけど大丈夫?」

何回大丈夫って言うんだろう。

「ゆっくりなら大丈夫」

「やっぱり俺買ってくる!何味がいい?
あ、3棟で待っといて!」

「ありがとう…!
イチゴがなければマンゴーで…」

この前教室にチラシのようなものが貼っていた。
確か味はイチゴとメロンとマンゴー…
メロンは苦手…

「このへんでいいかな…」

講義室と書かれた部屋の前で待つ。
今日は祐翔くんにたくさん助けてもらった。
またお礼したいな…

今日のリハーサルで何か…
できることがない…!
また見つけたときにやろう

「あ、いた!」

かき氷を持った祐翔くんがゆっくり歩いてくる。

「イチゴないって言われたからマンゴー買ってきた。ちなみに俺はメロン。」

「ありがとう!どこで食べる?」

「どっか開いてないかな…あっ、ここ開いてる」

講義室が開いていた。
戸締まりした方がいいんじゃないのか…と思いながら中に入る。

「あれ?涼しい…」

誰かが使っていたのだろうか

「まぁいいやん。はやく食べな溶ける。」

誰かが途中で入ってきたりしないだろうか

「そやな。また宣伝もせなあかんし」

「弁当持ってきた?」

「持ってきたよ。」

「そっか…俺持ってきてない。あとで何か買いに行こ。」

はやくかき氷食べなければ。

「おいしい…!
冷たくておいしいのもあるけど
なんか果肉みたいなやつが入ってる」

「俺も食べる…ほんまや…おいしい…」




食べ終わったので外のゴミ箱に捨てに行く。
そしてそのまま教室へと向かう。

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設定タグ:高校生 , メガネ男子 , 日常   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:もにょもにょ | 作成日時:2016年8月2日 20時

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