メガネ男子と【名前変換オリジナル】 (ページ2)

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1.係ページ2

来週文化祭なので今週のうちに何をするか決める。

多数決の結果、コスプレ喫茶となりました。
メイド服やチャイナ服、スーツ、浴衣など…

着るものは何故か知り合いにそういう服をかりることができるクラスの子が持ってきたものか、自分で持ってくるかになりました。

私は家に浴衣があったから持ってこよう、と思った。
前日に1度全員コスプレしてみるので衣装を持ってきてほしいとのこと。

｢みんな今から紙まわすから何着たいか書いてー
自分と隣の人書いたら次まわしてー
かりるからー｣

私は持ってくるから書かなくていいかな…と思っていると隣に紙がまわってきた。
隣の…同じ部活の祐翔くんが書いて私に渡してくれた。

祐翔くんも浴衣持ってくるのか…！と思いながら
私も｢A、浴衣(持ってくる)｣と書いて前に持っていく。
ちなみに浴衣と書いていたのは私たちだけだった。

コスプレ喫茶と言っても紅茶やコーヒー、ジュースなどの飲み物とクッキーなどのお菓子を注文してもらうというもの。
メインはコスプレを見てもらうことですね。

｢係決めるから前見てー！｣

前を見ると
接客、調理、客寄せ、と係名が書かれていた。

｢3グループぐらいにわかれて、
接客と調理で17人ずつかな。
客寄せ？宣伝？は2人ずつで…男女な。えーっと、6人か。

あれ？調理は表に出なくていいから…コスプレしなくていいのか。
はい、もう調理の人コスプレなしでー｣

私は人と話すの苦手だし調理とか無理だし客寄せかな。
このクラス何故かみんな表行きたがるから多分いける。

｢はい、じゃあ手あげてな。
接客がいい人！山田…田中…20人？
次調理！小林…杉田…18？
次客寄せ！｣

やっぱり…予想通りだなと思いながら手をあげる。

｢あ、2人？ここペアでいいか！｣

2人…私と…祐翔くん…？

｢なー客寄せってずっとやる必要ないから2人でもよくない？｣

｢そやな！2人、よろしくな！｣

ということで、客寄せ決定。