五十四話 ページ8
行く前に頼みがあると言われ耳を傾けると少し低く誘うような声で言われた。
義「嫌なら断ってくれ……お前と口吸いがしたい」
貴「………いつもは不意を突いてしてくるじゃないですか」
義「今は許可を取りたい…駄目か?」
貴「……仕方ないですね」
でも直接は駄目です。
そう言うとAは面を少しずらし自分の手の甲に唇を落とすと、その手の甲を義勇の唇に押し当てた。
恥ずかしいのかすぐに離れると自室へと戻っていってしまった。
義「……………」
予想していなかった行動に義勇は夕飯の時まで固まってしまっていたと言う。
夕飯の時間になり部屋を見に行くと同じ体制のまま固まっている義勇に、炭治郎達がいたら見せてやりたいと思ったのは心の奥にしまっておいた。
夜中に鬼を狩るためにAは静かに起きた。
書物を読んだとき不思議な感覚が襲ったのだ。
まるで他人が書いたとは思えないような文字運び…そして誰かは特定できないが書いてるときに相当焦っていたのか焦りの匂いが強くこびり付いていた。
こんなに年月が経っていても濃く匂いが残っているということは相当な思いを込めて書いたんだろう…
技を磨くために表に出て鬼を狩るついでに鍛錬もしようとAは考えていたのであった
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いおり - すごい面白い、、、。続きが気になります。これからもお体に気をつけて更新頑張っていただければと思います。 (2019年12月28日 14時) (レス) id: bce55b4438 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮レンズ(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» そうですね!! (2019年10月5日 0時) (レス) id: 3d55df1d33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 雨宮レンズさん» 腐って、良いですよね…!勿論NLもGLも良いですけど、やっぱり、なんか…こう、最後に巡りつくのはこれ、みたいな感じです。ぎゆさんかっこかわいぃ…。(ぎゆさん受け…良きですね) (2019年10月4日 23時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
雨宮レンズ(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» そうなんですか!私も少し義勇さん受けは気になっているのでまた小説に反映できたらいいなと思っております。 (2019年10月4日 20時) (レス) id: 3d55df1d33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 雨宮レンズさん» そうなのですか!自分も何でもどんとこーい!派ですね!ぎゆさん受けorぎゆさん総受けor愛されが大好きです!(←ぎゆさん右大好き人間だけど左でも全然へーきなやつ) (2019年10月4日 20時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨宮レンズ x他1人 | 作成日時:2019年9月15日 22時