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五十一話 ページ5

琉「珠ノ永(たまのえ)神社11代目当主であり長老の浜風 琉之介(りゅうのすけ)と申します」

貴「どうも、鱗滝Aと言います…今日は聞きたいことがあってここに来ました」

琉「わかっています。龍の呼吸の事ですね?」

貴「龍の…?あの呼吸はそういう名前なのですか??」

琉「えぇ…もう私には龍神様の声は殆ど聞こえませんが昨日夢で貴方が来ることを教えてくださいました……そしてこの話をして欲しいと言われたのです」


ある時一人の剣士が浜に流れ着いた。その男は記憶を無くしており自分が何者かも何をしていたのかさえも忘れてしまっていた。
だが村人達はそんな男を快く受け入れ、村の一員として仲慎ましく暮らしていたそうな

ある日、嵐が村を襲い多くの人々が死んでしまった。しかし嵐が過ぎ去る様子は無く雨が弱くなった時を見計らって村を捨てるしかないと判断した時だった


男「俺を生贄として使ってくれ…こんな人間だが海を鎮めるくらいにはなるかもしれん」

村「馬鹿を言うな!お前は俺達の仲間だ、それにお前一人の命を差し出した所で海が鎮まる訳がない…!」

男「…最近になって少し思い出した事があるんだ……きっとこれを使えば海も鎮まってくれる、だから頼む。やらせてくれ…恩返しをさせて欲しいんだ」


村人と男の言い合いは朝まで続いたが男の意志の強さに負け、村人は男を生贄として海に突き落とす事になった。
嵐がおさまり空が鼠色になった時に男は一番高い崖の上に手足を縛られた状態で立たされた


男「最後に1つお願いがある。桶いっぱいの水を俺に飲ませてくれ」

村「わかった…」


男は息も紡がずに水を飲み干すと同時に自ら海へ身を放った。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 男主 , 腐滅の刃   
作品ジャンル:アニメ
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いおり - すごい面白い、、、。続きが気になります。これからもお体に気をつけて更新頑張っていただければと思います。 (2019年12月28日 14時) (レス) id: bce55b4438 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮レンズ(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» そうですね!! (2019年10月5日 0時) (レス) id: 3d55df1d33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 雨宮レンズさん» 腐って、良いですよね…!勿論NLもGLも良いですけど、やっぱり、なんか…こう、最後に巡りつくのはこれ、みたいな感じです。ぎゆさんかっこかわいぃ…。(ぎゆさん受け…良きですね) (2019年10月4日 23時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
雨宮レンズ(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» そうなんですか!私も少し義勇さん受けは気になっているのでまた小説に反映できたらいいなと思っております。 (2019年10月4日 20時) (レス) id: 3d55df1d33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 雨宮レンズさん» そうなのですか!自分も何でもどんとこーい!派ですね!ぎゆさん受けorぎゆさん総受けor愛されが大好きです!(←ぎゆさん右大好き人間だけど左でも全然へーきなやつ) (2019年10月4日 20時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨宮レンズ x他1人 | 作成日時:2019年9月15日 22時

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