七十六話 ページ30
貴「きっと俺はずっと前から義勇の事が好きだった」
義「俺は出会ったときから好きだった……と思う」
貴「なんだそりゃ…でも、義勇は凄いよ。俺よりも勇敢で行動力がある…俺も見習わないとって思った」
握った手の薬指をそっと撫で少し赤くなっている頬にそっと唇を落とす。
ハッとしたように此方を見るので優しく笑いかけながら、一生分の愛情と期待を込めた声で告白をした。
貴「義勇…俺と恋仲になってくれないか?でも、きっと俺はそれ以上の関係も望んでしまう。それでも受け入れてくれるか?」
義「ッ…あぁ!勿論だ!!」
薬指に指輪を嵌め込めば強い抱擁と共に噛み付くような口吸いをされる。
甘んじてそれを受け入れると喜びの匂いが一層強くなり、Aを包み込んだ
義「先に言われてしまった……だが、幸せだ」
貴「そりゃ良かった」
義「だが、お前に主導権をやる気は全く無い」
左手を取られ残っている指輪を取られると、まず短い薬指に口づけを落とされる。
そして指輪を嵌め込まれるとゆっくりと押し倒される。優しく抱きしめられると甘い声で囁かれた
義「このまま一つになってしまいたい」
貴「俺もだ、ずっと一緒にいたい」
義「だが明日任務があるんだ」
貴「それは仕方ないな」
義「……もう分かっているんだろう?」
貴「………」
耳まで赤くなっているAを優しく見つめると義勇は自分の願いを耳元で呟いた。
翌朝、怪我の痛みとは別に腰が痛くなったのは言うまでもない。
隊士の間で水柱の笑顔を鮭大根を食べているところ以外でよく見かけるようになったという。
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いおり - すごい面白い、、、。続きが気になります。これからもお体に気をつけて更新頑張っていただければと思います。 (2019年12月28日 14時) (レス) id: bce55b4438 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮レンズ(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» そうですね!! (2019年10月5日 0時) (レス) id: 3d55df1d33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 雨宮レンズさん» 腐って、良いですよね…!勿論NLもGLも良いですけど、やっぱり、なんか…こう、最後に巡りつくのはこれ、みたいな感じです。ぎゆさんかっこかわいぃ…。(ぎゆさん受け…良きですね) (2019年10月4日 23時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
雨宮レンズ(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» そうなんですか!私も少し義勇さん受けは気になっているのでまた小説に反映できたらいいなと思っております。 (2019年10月4日 20時) (レス) id: 3d55df1d33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 雨宮レンズさん» そうなのですか!自分も何でもどんとこーい!派ですね!ぎゆさん受けorぎゆさん総受けor愛されが大好きです!(←ぎゆさん右大好き人間だけど左でも全然へーきなやつ) (2019年10月4日 20時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨宮レンズ x他1人 | 作成日時:2019年9月15日 22時