六十八話 ページ22
貴「誰よりも理解してるのに、誰よりも動けない。これじゃあ全く意味がない」
このまま炭治郎達は死んでしまうんだろうかと人の姿に戻った体で考えていると目の前に小さな箱が転がった。
妓「なんだこりゃ…結婚指輪じゃねぇか」
触るな、それは兄上から貰った大切な物なんだ。お前なんかが触るな
妓「お前相手でもいたかぁ?でも2つあるって事は想いを告げようとしていたのかぁ?」
そうだよ、俺の好きな人にあげろって兄上がくれたんだ…しのぶにあげようかと思ったけど喜んでくれるんだろうか
妓「でもお前薬指ねぇな、これじゃぁ誰とも番えない」
その言葉を聞いて何だか納得してしまった自分に腹が立つ。きっと薬指があった所で俺は相手を幸せにする事が出来ないんだ
妓「生きて連れてくるよう言われてたけど…コイツもう死んでるなぁ」
捨てられるようにこちらに投げられた箱から指輪が2つ出てきた。
意識がぼうっとする中でそれを見つめているとふとある人物が思い浮かんだ
いつも優しい笑顔を向けてくれて、手を引いてくれた。
あの目が好きだ。自分だけを見てくれる
ずっと逃げてたけどやっぱり俺は…
貴「貴方の事が……好きだったんだなぁ…」
兄上……義勇、もしも生きてたらこの指輪は貴方に送りたい
148人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いおり - すごい面白い、、、。続きが気になります。これからもお体に気をつけて更新頑張っていただければと思います。 (2019年12月28日 14時) (レス) id: bce55b4438 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮レンズ(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» そうですね!! (2019年10月5日 0時) (レス) id: 3d55df1d33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 雨宮レンズさん» 腐って、良いですよね…!勿論NLもGLも良いですけど、やっぱり、なんか…こう、最後に巡りつくのはこれ、みたいな感じです。ぎゆさんかっこかわいぃ…。(ぎゆさん受け…良きですね) (2019年10月4日 23時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
雨宮レンズ(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» そうなんですか!私も少し義勇さん受けは気になっているのでまた小説に反映できたらいいなと思っております。 (2019年10月4日 20時) (レス) id: 3d55df1d33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 雨宮レンズさん» そうなのですか!自分も何でもどんとこーい!派ですね!ぎゆさん受けorぎゆさん総受けor愛されが大好きです!(←ぎゆさん右大好き人間だけど左でも全然へーきなやつ) (2019年10月4日 20時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨宮レンズ x他1人 | 作成日時:2019年9月15日 22時