六十五話 ページ19
そうだった。炭治郎も鼻が効く、下手な励ましなど逆効果になってしまうのだ
実を言うとAも上弦の鬼を相手にして少し怖じ気付いていた。陰柱になったとは言えもとは丁の隊士だ、こんなに強い鬼と戦うのは初めての事だった
貴「…俺は柱になったから、物怖じてはいけない」
炭「そんなこと無いです!俺だって怖い!!」
ギュッと抱き締められると仄かに暖かさを感じた。そして心音が伝わってきて恐怖の匂いも感じ取れた。
励ますつもりが逆に励まされてしまった…苦笑していると炭治郎が真剣な目でこちらを見つめ面を少しずらしてきた
貴「お、おいっ今はそんな場合じゃねぇ」
炭「すみません、無理です」
少しだけ食むよ様に接吻をされるとすぐに離れた。恐怖の匂いはもうしない、自信に満ち気持ちが高ぶる匂いがした。
炭「ありがとうございます。お陰で落ち着きました」
貴「それならいいけどよ…これバレたら兄上に何されるかなぁ…怖っ」
炭「今は義勇さんの名前を口にしないでください、俺だけに集中して」
もう一度迫ってくるので今度は面を被り防いだ。不満気な表情を浮かべているが仕方ないだろう、今は戦いの最中だ
貴「さぁ戻るぞ炭治郎、宇髄さんと善逸達が時間を稼いでくれている」
炭「!!はいっっ!!!」
貴「絶対に生きて帰ろうな」
炭「勿論です!それとAさん!その髪型似合ってますよ!!」
最後の言葉は少し照れ臭いので無視をして足早に戦場へと戻っていった
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いおり - すごい面白い、、、。続きが気になります。これからもお体に気をつけて更新頑張っていただければと思います。 (2019年12月28日 14時) (レス) id: bce55b4438 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮レンズ(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» そうですね!! (2019年10月5日 0時) (レス) id: 3d55df1d33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 雨宮レンズさん» 腐って、良いですよね…!勿論NLもGLも良いですけど、やっぱり、なんか…こう、最後に巡りつくのはこれ、みたいな感じです。ぎゆさんかっこかわいぃ…。(ぎゆさん受け…良きですね) (2019年10月4日 23時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
雨宮レンズ(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» そうなんですか!私も少し義勇さん受けは気になっているのでまた小説に反映できたらいいなと思っております。 (2019年10月4日 20時) (レス) id: 3d55df1d33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 雨宮レンズさん» そうなのですか!自分も何でもどんとこーい!派ですね!ぎゆさん受けorぎゆさん総受けor愛されが大好きです!(←ぎゆさん右大好き人間だけど左でも全然へーきなやつ) (2019年10月4日 20時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨宮レンズ x他1人 | 作成日時:2019年9月15日 22時