理由 ページ8
待つこと数分、何か覚悟を決めた不破さんがこちらを見る。声を掛けようかと思った矢先、不破さんの方から口を開いた。
「…あのさ、新人ちゃんって何のためにここにバイトしに来たん？」
申し訳なさそうな不破さんの表情。何のためと言われてもこちらも急にそんな質問をされて戸惑ってしまう。
「えっと、叔父さんのお手伝いと…“推しに会う為…”」
叔父の手伝いはそうだが、アニメイトに行って推しのグッズを買ったり、聖地巡礼をしたいという理由も大きい為、そう答えると一気に不破さんの表情が曇る。
「それって、やっぱり俺らのことだったりする？」
俺らのこと、という言葉に思わず首を傾げてしまう。数日前に会った人を推すなんていくら顔が良くても流石に…私には心に決めている推しがいるのだ。
「流石に…顔が良いので他の女性だったらそういう事もあるのかもしれないですけど、一応私にも推しが居るので、不破さんをそう言った目で見てないと言いますか…」
すいませんと尻すぼみになりながらもなんとか謝ると、不破さんは目を見開いたまま、固まってしまった。
数秒、沈黙の状態が続いたあと、不破さんが急に笑いだした。
「あははっ！そうだよねごめんね〜、俺めっちゃキモいやつじゃん」
ひーひーと笑う不破さんにきょとんとしていると、ごめんごめんと目尻に涙を溜めた不破さんがその理由を話してくれた。
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水(プロフ) - realさん» 夢小説を書くのは初めてなので、そう言ってくださると励みになります！ありがとうございます！ (6月30日 19時) (
レス) id: 3a5445a685 (このIDを非表示/違反報告)
real(プロフ) - めっちゃ面白いです(*´-`)主人公ちゃんかわいいｗこれからの展開が楽しみです！ (6月30日 11時) (レス) @page12 id: 3d1cb866c0 (このIDを非表示/違反報告)
水(プロフ) - 職員ジーニーさん» お読みいただきありがとうございます！頑張ります！ (6月30日 10時) (レス) id: 3a5445a685 (このIDを非表示/違反報告)
職員ジーニー(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしてます！ (6月29日 19時) (レス) @page2 id: da50b82fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水 | 作成日時：2023年6月27日 12時
