収録日•弍 ページ12
スタジオに到着すると叔父さんや他のスタッフさんが忙しそうに走り回っていた。不破さんは控え室に行くようで廊下で別れた。
「おはようございます!」
挨拶をすると近くにいたスタッフさんが挨拶と共に指示を出してくれた。私が先日用意していたものの確認と設置等。設置に手間取りながも何とか時間内に終えることができた。
「お疲れ様、あとは19時からまたよろしく」
午前の勤務は終了し、何処で時間を潰そうか考えていた。池袋や渋谷はバイトが無い日にゆっくり見て回りたい。悩んだ結果、今日は家でゆっくりしようと結論が出た。叔父に一度家に帰る事を伝えると、お昼を買ってきて欲しいと頼まれた。
「何でも良いからよろしく、お釣りは取っといて良いからな」
と、5000円を渡された。叔父のお昼はそんなに豪華なのかと思っていると、横から別のスタッフから
「ディレクター、姪っ子ちゃんと仕事できるの嬉しいらしくてさ、お小遣いあげたいけどもう高校生だし子供扱いするのはなぁって言っててさ。」
コソコソ話されたが聞こえていたらしく、目が泳いでいる叔父がいた。叔父なりに色々考えてくれていたのだろう。
「叔父さん、お昼は私が作ってくるよ。…お小遣いとかは良いから、今度ご飯でも連れてってよ!」
そう言うと叔父は少し照れくさそうにおう、と返してくれた。
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水(プロフ) - realさん» 夢小説を書くのは初めてなので、そう言ってくださると励みになります!ありがとうございます! (6月30日 19時) (レス) id: 3a5445a685 (このIDを非表示/違反報告)
real(プロフ) - めっちゃ面白いです(*´-`)主人公ちゃんかわいいwこれからの展開が楽しみです! (6月30日 11時) (レス) @page12 id: 3d1cb866c0 (このIDを非表示/違反報告)
水(プロフ) - 職員ジーニーさん» お読みいただきありがとうございます!頑張ります! (6月30日 10時) (レス) id: 3a5445a685 (このIDを非表示/違反報告)
職員ジーニー(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (6月29日 19時) (レス) @page2 id: da50b82fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水 | 作成日時:2023年6月27日 12時