Seventh story ページ8
赤城『ねぇねぇ、ハルちゃんって好きな人いないのー？』
ふと思ったことを聞いてみた
俺の初恋は叶わないんだから、せめて聞くだけでも許してね？
藤岡『好きな人？もしかして、恋愛のこと？』
気づくの遅めなハルちゃんも好きだよ
赤城『うん！』
藤岡『うーん...好きな人かぁ...まだよく分かんないなぁ...。』
えッ...
赤城『今まであんだけイケメンに囲まれてて何にも思わなかったの？優しい人ばかりなのに！』
藤岡『え...環先輩は、身勝手で意味分かんなくてウザイし、鏡夜先輩は、人の私物勝手に売るし、双子はイタズラ好きで人の事おもちゃだと思ってるし、ハニー先輩は、寝起き悪くてたまに怖いし、モリ先輩は...よくわかんない。』
えぇ...よくわかんないって...
しかも環先輩だけ異常に悪口多くない？
でも...
赤城『ハルちゃん...結局は皆のこと大好きなんだね。』
藤岡『えっ...今の話のどこでそう思ったの？』
赤城『だってハルちゃん、皆のこと話してる時すごく優しい顔してるよ？愛しそうにしてた。俺は、皆が羨ましいな...ハルちゃんにこんなに想われるなんてさ。』
藤岡『自分は、Aが1番好きだよ。』
赤城『へっ!?/////』
藤岡『...優しくて、気が遣えて、自分の友達でいてくれて、誰にでも変わりなく接してて...自分はそんなAと友達でいられてよかったと思う。』
赤城『そっか...』
藤岡『？今、褒めたのになんでそんなに悲しそうな顔してるの？』
...だって、俺の’’好き’’とハルちゃんの’’好き’’は違うんだもん
気づいてるのは俺だけ...
だって...俺は、ハルちゃんが好きだから
LoveとLikeなんだよ...
気づいて欲しいけど気づいたら君は俺から離れちゃうかな...
俺にはハルちゃんしかいないから...そんなの嫌だよ
...笑わなきゃ。
赤城『何でもない！ちょっと思い出しちゃっただけ！』
藤岡『思い出した...？何を...？』
赤城『中学生の時、俺、周りの人から金としか思われてなくてさ...その時ハルちゃんが｢Aの取り柄はお金なんかじゃない。私の友達をこれ以上傷つけたら許さないから！｣って言ってくれたんだよ。俺、その時、｢ヒーロー現れた...！泣｣って思ってたんだよ。本当に俺にとってハルちゃんは誰よりも大切な人だって改めて思えたんだ。』
藤岡『...あぁ、そんなことあったね。でもあれは...咄嗟に出た言葉だし...。』
赤城『咄嗟に出た言葉でも俺にとっては本当に嬉しいことだったんだ。ありがとう。』
藤岡『...！』
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紅莉。(プロフ) - (名前)さん» 嬉しいです！！頑張ります！！ありがとうございます！！(´；ω；｀) (2020年5月9日 12時) (
レス) id: 631d02b901 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます！応援してます！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月8日 11時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
紅莉。(プロフ) - 胡蝶姉妹さん» そう言って頂けてとても嬉しいです！頑張ります！ (2020年1月11日 11時) (レス) id: 05b8514445 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶姉妹(プロフ) - 名前が違いますがあのです笑あのと言う名前の方はSafariでこれをしらべてコメントをかきました、続きが楽しみ(●´▽`●) (2020年1月11日 2時) (レス) id: 1c0a4360c7 (このIDを非表示/違反報告)
あの - 1話目で気に入りました笑笑続きが楽しみですm(*_ _)m (2020年1月11日 2時) (レス) id: d21ca3530e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅莉。 | 作成日時：2019年11月16日 23時
