【HQ】宮兄弟の姉ちゃん【稲荷崎】

姉ちゃん１９ ページ21

*



Aside




うっすらと目が開く




A「(あれ…ここどこやろ…ん？治？あれ？寝かされとる？)」





体を起こしキョロキョロ辺りを見る




治「姉ちゃん…？」




A「治…？なんでうち寝てるん？」




治「説明はあとや…大丈夫か？すこし待っててな」




頭を撫でられ部屋を出ていく治を見届ける




A「ん〜…」





数分後、ドドドドドド！！という大きな足音と共にドアが勢い良く開く




木兎「Aー！！！ごめん！ほっんとうにごめんなさい！大丈夫か？！俺のせいで！」




侑「ちょ！離れれやボケ！まだ姉ちゃんに近づいていい許可だしてへん！」




A「なんやねん、それ。てかなんで木兎謝ってるん？」




木兎「ごめんなさい！」




土下座を何回も何回もする木兎を落ち着かせ、話を赤葦くんから聞く




A「えっ、気絶したん？」




赤葦「はい。本当に申し訳ありません。」




A「あ、うん。大丈夫やで」




赤葦「ホントに木兎さんは…」




木兎「ごめんなA」




黒尾「手加減ってのを知ろうね？」





木兎「はい…」




A「大丈夫やって〜そんなん。うちなんて小さい頃良く喧嘩して気絶しまくりやったわ〜懐かしいな〜」




侑「なに俺見とんねん！あれはサムの方が多い！」




治「あぁ？なに言ってんだか！いつも負けてピーピー泣いてたやろ」




侑「あぁ？！それは、サムやんけ！ボケ！」




治「はぁ？！」





A「どっちもやろ。ピーピーうっさいわ」




侑「…」




治「…」





A「たくっ…あの、みなさんもう大丈夫なんでこれから練習だしそろそろ…」




赤葦「はい、そうします。木兎さん黒尾さん行きますよ」




黒尾「はーい」





木兎「ホントにごめn」




A「もう謝るのはなしや光太郎。…わかった？」




木兎「…俺が気絶しそう」




赤葦「やめてください。行きますよ」





黒尾「ねぇ、ミカンちゃん俺も名前で」





侑/治「「誰が呼ばせるかっ！！」」




黒尾「えー、ダメなの？」





A「…」




治「姉ちゃん…？」





赤葦「Aさん…？」






A「じ、自分で呼んどいてあれやけど…け、結構恥ずかしいもんやな、なれてない名前呼ぶのは…///アハハ…」




木兎「Aっ！」





侑「ごらぁ！なにまた抱きつこうとしてんねん！はよ出ていき！」





治に押されるように出ていった三人





治「…」

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