【HQ】宮兄弟の姉ちゃん【稲荷崎】

姉ちゃん２１ ページ24

*


アランside




１日の練習がおわり、ご飯を食べ風呂に入りまったり時間




ｱﾗﾝ「…」




北「…」




稲荷崎「…」





部屋の中がシーンとしておる



原因は…




北「…」




北信介



顔を洗ってこいと、北を行かせて戻ってきたと思ったら、自覚なしやがピリついとる





A「失礼しまーす…って、空気おもない？えっ、怖っ！侑か治、ボディーソープ貸して。持ってくるの忘れ…」




北「俺の貸すわ。２個持ってるから持っていき」




A「わぁー！ありがとう！信介大好き！ありがとうね！使ったら返す」




北「…」




A「？信介？」




北「…返さんでええ。そのまま持っとき」




A「えぇ！ありがとうな！助かる〜」




嵐のように来ては去っていったA




北「…」




ｱﾗﾝ「…はぁ。信介。少しええか？」




北「？おん」




北を外に連れ出し、みんなにごめんなと謝り部屋を出て、バルコニー的な場所につれていく




ｱﾗﾝ「気持ちいい風や〜」




北「せやな…で。話はなんや？」




ｱﾗﾝ「何、ピリついとるん？」




北「？ピリついとらんけど」




ｱﾗﾝ「自覚なし怖いわ！」




北「なにがやねん」




ｱﾗﾝ「顔洗って気たあとから話しかけづらい雰囲気出とるで」




北「…そうか。すまんかったな迷惑かけた」




ｱﾗﾝ「謝るってことはなんかあったんやな。部屋に戻ったら皆にも謝るんやで。ビクビクしてて見てかわいそうやわ」




北「おん…」




ｱﾗﾝ「で？！何をそんなにピリついとるんや？！」




北「…いきなり大きい声出さんといて。ビックリするやろ」




ｱﾗﾝ「す、すまん。…で？」




北「…モヤモヤすんねん」





ｱﾗﾝ「具体的に言わんとわからん」




北「ある人の事を好きだとか、話してるときの顔とか、付き合ってないなら遠慮なくいきますねとか言われたんやけど…」




ｱﾗﾝ「ほう」




北「モヤモヤすんねん。今まで意識してなかったけど他の人に取られたりしたりするって考えたら……嫌やねん」




ｱﾗﾝ「それで？」




北「？」




ｱﾗﾝ「とぼけたらアカン。わかってるやろ。薄々」




北「……まだわからん。そう言われたから意識してるだけかもしれん。…寝るわ」




ｱﾗﾝ「お〜」




バルコニーから出ていくのを見届け空を見る




ｱﾗﾝ「気づいてへんか〜」




信介…お前は最初からAが、好きだったやろ。ボケ…




ｱﾗﾝ「応援するで…」

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