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「……あれ高性能爆薬(ハイエクスプロオシブ)だ」

「ゴン、探偵社ドカーンだって」

「なんで南吉はちょっと嬉しそうなんだ」

「いや、爆発なんて見た事ないから。にー君爆発位じゃ死なないし」





敦は不吉すぎる会話にだらだらと冷や汗を流す。彼らがこそこそと陰で話す事となった所以は、簡単に云えば「爆弾魔が人質連れて探偵社に立て篭もった」からである。





「南吉の事はあくまで最終手段だ。お前は死なないかもしれんが、お前以外は間違いなく死ぬ」

「えっ、私死ねる?」

「……お前はいっそ死ね」





まるでついていけない会話だが、太宰と国木田が構えたあたり異能か何かで闘うのかと思った。しかし。





2人が始めたのはただのジャンケンだった。





ちなみに勝ったのは太宰。負けた国木田は舌打ちをしながら爆弾魔の説得を試みたが、逆に刺激をしたようであえなく失敗。次なる犠牲者は___





「や、やややややめなさーい!親御さんが泣いてるよ!」





敦だった。





太宰曰く、社員が行けば犯人を刺激する為無関係で面の割れてない敦が行くしかない。この程度の揉事は武装探偵社にとっては朝飯前だそうだ。





「ぼ、僕なんか家族も友達も居なくてこの前その院さえ追い出されて、行くあても伝手も無いんだ!」





敦の必死の説得(?)により爆弾魔に隙ができる。それを見計らった太宰が今だと合図をした。





「手帳の頁を消費うから、ムダ撃ちは厭なんだがな……!」





___『独歩吟客』

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メガネ第2号(プロフ) - 大変遅くなりました。夢主イラスト完成致しました。イラスト集より御覧下さい。 (2018年9月30日 21時) (レス) id: 7ea110fa6c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - アリスさん» ですよね☆ (2018年9月23日 21時) (レス) id: 3bf1773c08 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 市さん» 誰が見てもそうですよ、ごんぎつねとかごんぎつねとかごんぎつねとか← (2018年9月23日 21時) (レス) id: aa81118cef (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - 市さん» 構図からして可愛いもんね。 (2018年9月23日 2時) (レス) id: cf0e41908a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ザクロさん» まあ普通の人が考えたら狐の縫いぐるみ抱かせるよね。 (2018年9月23日 2時) (レス) id: e1bf82577f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:nothing  
作成日時:2018年9月23日 0時

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