無限の無 ページ9
夢主目線
途中で蜜璃ちゃんと別れて、
私と師範は声がした方を探すことになった。
さっきから、こえはするけど姿が見えない。
どこにいるんだろう?と思ったら。
ひょっとこのお顔を発見。
うわっ、怖すぎでしょ!ダメじゃん、
こんなところにお面を捨てるなんて。
ぽい捨てはダメ!まったく。
袋を用意して、お面を持ち上げ…
ようとしたんだよ?でも、重い。
『ん?なに?重くない?これ。』
お面の反対を見たら、頭が、いや体があった。
え、てことは、もしかしてさ。
『えっとぉ、大丈夫ですか?』
「は、はやく助けてくださいよぉっ!」
うわー、やらかしたわ。人だった。
ん?というか、師範、なにしてんの!?
めっちゃ走ってるじゃん!まさか、
この子を置いていく気なのかっ!?
『師範!何してるんです!?この子を助けないと!』
師範は心底不思議そうな顔。可愛いっ。
無「その子を助けるよりも、本体を探さないと。もしくは、村長や腕のいい鍛冶師を優先しないと。僕には何の得もない。」
むんーーっ!何言ってるんだっ!!
『人にしたことは、巡りめぐって自分に帰ってくる!名前が無一郎なんだから!無一郎の無は、無限の無なの!!その無限の力で、たくさんの人を救ってあげなよ!』
ハッ!つい、言いすぎてしまった!!
しかも、タメ口……恥ずかしい。
何故か師範は固まってるし。
38人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みかん - ソウさん 嬉しいです!コメントありがとうございます!よし。更新してきまーす! (2020年4月6日 12時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
ソウ - 面白いお話ですね笑 まさか上弦と仲良くなるとは…笑 更新楽しみにしてます!頑張ってください!!(●´ω`●) (2020年4月6日 8時) (レス) id: 61b9d5a883 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みかん | 作成日時:2020年4月2日 20時