何故か霞柱様の継子に… 弐

新しい刀を求めて ページ6

夢主目線

『師範、起きてくださーい！』

まだ5時だけど、師範は今日は非番のはず。

それなら、夜はゆっくり寝てもらいたい！

なのにっ・・・！

『こんな時間にお昼寝してたら、夜は眠れなくなっちゃいますよ！師範！』

大声で叫んだら、眠そうな師範が欠伸を

しながら起き上がった。なんか可愛いっ

無「んむ・・・もう夜？お腹すいた。」

あっ、そうだね。ご飯つくらないと。

『まだ夜じゃないですけど、こんなに寝てたら夜は眠れなくなりますから。今ご飯作ってきますね！』

ふろふき大根、肉じゃが、たまごやき、ご飯♪

ふろふき大根、よくじいちゃんと食べたなぁ。

じいちゃんの味を再現したいけど、

私には難しい。特にたまごやき。

ぱぱーっとご飯はできたけど。

はやいとか言わないでね、小説の力だよ！

『師範、できましたよー』

あれ？師範、眠いのかな？

んー…って返事は聞こえたけど。

こういう時は、ふろふき大根の力を借りよう。

『師範！ふろふき大根、私が全部食べちゃいますよー！』

あれ？来ない……どうして？

ビュンッ！ 何か、急に風がふいた。

なんだろう？窓はしまってるんだけど。

そして後ろを振り返ると、

ポツンと師範が座ってる。

あ、もう来たのね。はやーい！

しかも、待っててくれてる。多分、

一緒に食べてくれるんだろうなぁ。優しい！

『「いただきます！』」

美味しい。けど、やっぱりじいちゃんと

食べてた頃の味が恋しい。

「美味しい。さすがA。」

『あ、ありがとうございます。』

師範は気に入ってくれたみたいだけど。

そういえば、任務に行きたいけど、

刀が折れちゃってるんだよね。

『師範、私、そろそろ刀を直したいんです。師範は、そういう時どうしてますか？』

「刀を直してくれるところがあるんだよ。一緒にいく？」

あ、あるんだ！行ってみようかな？

『はい！行きたいです！』

「じゃあ、明日出発しようか。刀を準備しといてね。」

わぁーっ！わくわくするなぁ！

私の刀、作れる人がいたらいいんだけど

刀鍛冶の里→←意味がわからないページ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す