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思い出した。 ページ26

A目線


目が覚めたら、いつもの私の部屋で、


ねていた。横に置いてあった置き手紙を読む。


【Aへ 目が覚めた?良かった。

魘されてたから、心配。緊急柱合会議が

あるから、すこし出掛けるよ。

すぐに戻るから、安心して。

眠かったら、寝てても良いから。

いつも通りに過ごしててね。 無一番】


緊急柱合会議かぁ。何があったんだろう。


久々に目が覚めた感覚。


それにしても、私の両親があんなの


だったなんて。今、生きてるのかな。


思い出したくもないね。


ガラガラ…… 「ただいまー。A〜?」


むっ、師範の声。


ねたふり、してみよーかな。


無「A〜?入るよ。」


スー・・・スー・・・


「A・・・・まだ寝てるの……?」


むっ、気付いてないな。かわいー。


「いい加減、起きてよ。心配なんだよ。死んじゃったらどうしようとか、色々考えるんだ。
魘されてるAを見てたら、もっと
心配になるんだよ?僕の気持ちも考えて。
好いている人が寝たきりだったら、嫌でしょ?
お願いだから、はやく起きて……」


そんなに、思ってくれてたんだね………。


ごめんなさい、師範。今、起きます。


『んんぅ………』


ちゃんと、今起きた感じの演技も忘れずに。


『し、はん。師範。おはようございますっ。』


ガバッて音がしたと思ったら、


体がほわほわ暖かくなる。


「心配、したんだよ…………!!」


抱き締められてるんだ。


『ごめんなさい、師範。でも、全部思い出しました。』

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みかん - ソウさん 嬉しいです!コメントありがとうございます!よし。更新してきまーす! (2020年4月6日 12時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
ソウ - 面白いお話ですね笑 まさか上弦と仲良くなるとは…笑 更新楽しみにしてます!頑張ってください!!(●´ω`●) (2020年4月6日 8時) (レス) id: 61b9d5a883 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかん | 作成日時:2020年4月2日 20時

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