Red love.【JM】 (ページ7)

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好機到来!!【JM】ページ7

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それからしばらくして中学生になると、どうやら女子はかっこいい男子のことを好きになるらしいことに気付いた。

だから僕は、Aちゃんにいつ会ってもいいようにかっこよくすることにしたんだ。

背はどうにもならなかったから、その代わりに眼鏡を外して、痩せてる方だったけどもっと痩せるようにダイエットもした。それに面倒臭いけどスキンケアも頑張ることにして、筋肉もつけようと思った。

そしたら急に人気になった。自分で言うのもアレだけどね。

ふふん、これで完璧。Aちゃんと付き合っちゃうんだ〜!!…なんて、何処にいるか分かんない。小学校時代の僕をこれ程まで恨むことは、今までもこれからも無いだろう。

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そんなになって何年かした頃。もう中学3年生になっていた。もちろん彼女なんて作る気無いから、1人で帰り道を歩く。

すると、小学校高学年から中学1年生くらいだろうか。でもクッソイケメンな奴が走ってきた。

「ヤバいヤバい!!Aヌナに怒られる…!!」

…A？

『待って!!』

「…？」

振り向いた顔は確かに、確かにAちゃんに似ていた。