Red love.【JM】 (ページ3)

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『…え、』

その衝撃的な言葉に、私だけではなく周りの皆までもが固まる。

「なんだA、ジミンと知り合いか？」

『いや、そんなことは…!!』

JM「よろしくね、A」

その有無を言わせない笑顔は瞬く間に教室を飲み込み、私のもう一方の隣には一瞬で新しく席ができた。

JM「んふふ、やった…」

『…最悪』

私は、コイツが昨日の告白野郎だという事実をまだ認めたくない。

ーーー
『ちょ、マジで昨日の謙虚感何処行ったー？』

さて、もうお昼。いつもはテヒョンと屋上でご飯を食べるんだけど、今日は一味違うみたい。

…それは、ジミンがいること。

TH「そっかそっかぁ〜、Aとジミナは仲が良かったんだねぇ〜」

テヒョンが自分の卵焼きに齧り付きながら口にする。どっちかと言えば、貴方達の方が仲良しと言いますね。

JM「うんうん。Aと僕は運命だもんね〜」

そんなジミンを見て、影で隠れてるつもりらしい女子達が顔を赤くした。

そう。お前がいるお陰で、テヒョンだけでも多い女子がまた増えたんだよ。私に安全にご飯を食べるという権利は無いのか。

『…頼むから黙っといて』

それが、私の切実な願い。

生存権は誰にでもあるでしょ？お願い、あっていて欲しい。