Red love.【JM】 (ページ18)

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『おぉっ!!テヒョン流石ぁ!!やっぱ私が育てた甲斐があるってもんよ!!…てことでジミンとお2人でどうぞ』

TH「何でなの。Aもやるんだよ!!」

JM「負けた人が白雪姫ね〜」

『え〜…』

TH「はいはい、いくよ？せーのっ」

ジミンと私はチョキを出して、テヒョンは

パーを出した。

TH「…」

JM「恨むんならその手を恨んでくださーい!!」

『やけにガタイ良くてイケメンな白雪姫やな』

教室内が爆笑で包まれ、黒板には“白雪姫→キム・テヒョン”の文字が。

いや、隣だけ負のオーラがえげつない。

ごめんて。そんなしょんぼりせんといて。多分だけど可愛くなるよ。多分だけど。

「で、あとは魔女と王子、小人だけになりましたぁ。主演はジミン君かAがやるので、魔女か王子、どっちか決めといてくださぁい」

そして各々が役決めに回る中、ジミンと私の間の空気はクッソ気まずかった。

それは、王子決まらない事件。

王子に回ると言っても、必ずどちらかがそれを反対するのだ。

JM「じゃあ僕が王子やるから…」

『駄目。アンタにテヒョンは預けらんない。てこで私が王子を貰います』

JM「それも駄目。…って、それはそれでテヒョナが可哀想だしね」

『んだとゴルァ!!』

JM「だから!!Aの隣は僕だよ、ってこと!!」

『知らん!!』

やー、テヒョン。お前はどっちがいいかな？