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「じゃあ2人ずつペアで課題やって」
社会の時間。
なんかレポート的なものを作るのに、2人1組って言ってきたよこの人。
嘘だろ。
そんなことしたら…
「……」
JM「……」
『……』
こうなるだろ!!
いやいつも3人だからさ、2人ずつってのが1番まずいわけ!!
わかる!?3人グループをわけて、1人ぼっちにさせるんだよ!?
残酷な先生だわ…
あ、そういえば。
もしかしたら。
ばち、っと目があった瞬間、こっちに来た私の希望
yi「よかったら一緒にやらない!?」
ユイちゃんである。
『ほんと!?ありがとう!!』
ユイちゃんがいてくれて良かった。まじで。
いやまぁ私とテヒョンがやって、ジミンに頭下げるかな、って考えてたけども。
私たちの中じゃ多分、ジミンが1番フレンドリー?だもんね。
私もテヒョンも結構人見知りらしい。テヒョンの方がまだマシだけど、ってジミンが言ってた。失礼な。
「待って、どゆこと?」
『いや何が?』
私がユイちゃんと組むんだよ。お前らに2人組譲るんだよ感謝しろ。
「ごめん、だれ?」
耐えきれなかったであろうジミンが吹き出した。
yi「ユイです!」
「あ、それは知ってる」
『じゃあなんで誰って聞いたの??』
大丈夫かテヒョン。ついに頭おかしくなったか?
「Aの友達?いたっけ?」
yi「先程お友達にならせて頂きました!」
栞拾ってもらってほんの少しはなしただけなのに、友達認定されてるよ。超嬉しい。
JM「うちのAをお願いします〜」
yi「お任せ下さい!!」
ジミンのノリにも付き合ってくれるらしい。いい子だわ。
「ふぅん。まぁいいや、よろしくねユイさん」
yi「あっハイ」
お前なんだその疑いの目は。ぼっちになってた私に話しかけてくれたいい人なのに。
yi「そうだ、せっかくだしカトク交換しよ!」
『うん、後でね笑』
なんか馴染みやすくて、いい人オーラ凄いわぁ
これはいい友達になれそうな予感。
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作者名:いちご | 作成日時:2023年11月23日 19時