おもてとうら。【TH】 (ページ19)

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担「ということで、よろしくお願いします」

担任の先生は男の人でした。多分20代後半くらいの。

人当たり良さそうで第一印象は良さげ。

担当は英語らしい。さっきの一軍女子達が目合わせてなんかジェスチャー？してるくらいだし、まぁイケメンに分類されるんだろう。

テヒョンとジミンの顔強すぎて感覚おかしいのかも私。

担「じゃあ自己紹介そっちの人からお願いします」

うわ、私たち最後の方じゃね？だるっ

こういうのって真ん中くらいか、

それよりちょっと早いくらいに済ませたいんだよね私。

どういうこだわりだろう。

なんて考えてたらいつの間にか次は私の番。

やっべなんも考えてねぇ

『イム・Aです。出身中学は〜中で、好きなことは音楽を聴くことです。よろしくお願いします』

最後に微笑んどく。ここ大事。

テヒョンがうわ〜みたいな顔してるんだけど。

殴るぞまじで。

しょうがないやん、なんも考えてなかったんだよ？

むしろ台本考えず即興でこのクオリティは褒めて欲しいわ。

ちょっと猫かぶった感じだったけど、

お前も猫かぶるだろ

「キム・テヒョンです。出身中学は〜中、よろしくお願いします」

にこにこしながら自己紹介すんな

さっきの一軍女子達軽く昇天しとるで。

イケメンの力怖っ

JM「パク・ジミンです。出身中学は〜中です。よろしくお願いします。」

ジミンの笑顔も破壊力すごいね。やっぱり何人か魂抜けてる。

その後数人自己紹介してたけど、ぶっちゃけあんま興味無いし。

まぁ名前と顔とりあえず覚えたからいっか。

担「じゃあ後は自由に交流ー」

いきなりざわざわし出す教室。

ここの高校一応中高一貫だから、多分中学からの友達が多い人いるんだろうね。

「そういえばジミナ、ここって購買あったよね？」

JM「あんじゃない？」

『じゃあたまにお弁当さぼれる！』

「お弁当作ろうってとこだけでもう偉いよ」

うっせ。ほんとは思って無いくせに。