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わたしは、笑いすぎ！と肩を叩いた
…でも、カイちゃんがこうやって笑ってくれるってことは
他の人から見ても面白い企画ではあるのか
それもまた複雑な気持ちだ
動画が荒れて、再生回数が伸びるって所までも相馬さんの考えなんだろうけどね
カ「ほんで、律ちゃんはジンくんと恋に落ちる気はしぃひんの？」
笑いすぎて涙の滲んだ目を擦りながら、面白そうに聞いてくるカイちゃん
『うーん、しない』
そんなんわからんやんとカイちゃんは笑うけど
わかるわからない以前に、恋愛とはどんなものだったかすら自分の中では曖昧になってきている
YouTuberになってからは無いけど
今まで何人かお付き合いした事はある
でも、自分から好きになったわけじゃない
告白されて、断る理由もないしなんとなく付き合って
1ヶ月や2ヶ月そこらで
想像と違ったとか、つまらないとか、そんな事を言われて終わる関係ばかりだった
ああ、考えれば考えるほどわからない
カイちゃんは、黙ってしまったわたしの頭に
ポンと手を置き
カ「俺やったら、こんなべっぴんさんと毎日一緒にいればそのうち好きになっちゃうけどな〜」
なんて冗談を言う
このさり気ない気遣いに
私に限らず色んな人が救われてきたと思う
ありがとう、と言葉にしようとすると
〜♩ 〜♩ 〜♩
机に置いておいた携帯が鳴った
画面に表示された名前は
カワグチジン
『ごめん、出るね』
カイちゃんに断りを入れて
画面をタップし、スライドさせる
カ「この曲…」
携帯を耳に当てようとした時
聞こえづらかったけど、カイちゃんがなにが発したのがわかった
『ん？』
聞き返すと
ああごめんなんでもない！と
換気扇の方へ移動した
なんだろう、と不思議に思いつつも
とりあえず電話を耳に当てた
『はい？』
ジ「今どこ？」
電話越しに聞こえるジンくんの声は
なんだか不機嫌そう
『仲間家だけど…』
ジ「今近くにいるから、帰るぞ」
そう言うと、電話は切れてしまった
え？いきなりすぎん？
はー、とため息をつき
携帯をポケットにしまい、渋々帰り支度を始める
カ「お迎え？」
『これで恋に落ちるなんて、ますますありえないわ』
不機嫌そうに呟き
玄関に向かい、靴を履く
カ「律ちゃんに、１つええ事教えたろか？」
玄関まで見送りに来てくれたカイトに
なに？と不思議そうな顔をすれば
ニヤニヤしながら口を開く
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あくつ(プロフ) - サクラさん» 大変お待たせ致しました、引き続き語彙力皆無で読みづらいかもしれませんが、一生懸命書きましたので読んでいただければ幸いです（；＿；） (2019年3月14日 21時) (
レス) id: 549c2aeb8d (このIDを非表示/違反報告)
あくつ(プロフ) - るぽさん» お返事遅くなりましたっ、更新がなかなか出来ず申し訳ありません、楽しみに待っていてくださり本当にありがとうございます（；＿；） (2019年3月14日 21時) (レス) id: 549c2aeb8d (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - やった！待ってました！ (2019年3月14日 21時) (レス) id: 55e0709259 (このIDを非表示/違反報告)
るぽ - 更新待ってます、！！！だいすきです (2019年3月11日 22時) (レス) id: 325372c1f0 (このIDを非表示/違反報告)
あくつ(プロフ) - サクラさん» はじめまして！コメントありがとうございます。とっても嬉しいです(*´-`)更新がまばらで申し訳ありません、一生懸命書きますので、これからもどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m (2019年2月28日 23時) (レス) id: 549c2aeb8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あくつ | 作成日時：2019年1月26日 9時
